ゆうりの日常

イラストレーターであり絵本作家でもあり、シンプリストでもある。ちびキャラ記事、シンプル生活の記事、商品レビュー、イベントレポートを中心に記事を執筆中

【絵本作家】絵本はどこまで進んだ?進捗状況など

最初の段階でアイデアが出てきたのは去年の9月10月くらい。

 

そこから温め続けて制作を少しずつ進めていき、2月は少しゆっくりながら挿絵の仕上げを進めていました。

 

そして、3月に入って挿絵の仕上げをしながらも気になるページは修正をしたり別案を考えて描き直したりを繰り返していました。

 

そうやって進めていった結果、先週には何とか初稿は完成させることができました。

 

アイデアの種が出てきてから早くも半年経ちますね。

 

やっぱりどんなに急いで作っても1冊半年は絶対かかるようです。

今作はこだわり抜いた

今作に限った話ではないですが、今まで出した2作品もこだわり抜いています。

 

ですが、中でも今作はことにこだわって作っていました。

 

物語もそうですし、挿絵ももちろん妥協泣く作っています。

 

そんな中で今作に関しては背表紙にも細かくこだわりました。

 

前2作に関しては背表紙はわりと任せっきりな部分も多かったんですが、今回は自分で0から関わり、デザインも担当させてもらいました。

 

レイアウトやフォントに関しても自分で選んだので、本として出る全てに関わりました。

 

そして、できるだけ統一感が出るように工夫をしてみました。

 

その為、今まで以上に気合の入った自信作となっています!

最新作はふしぎなカフェシリーズとは違ったもの

ブログで前にも話したと思いますが、今回の新作はふしぎなカフェシリーズではありません。

 

ビターちゃんの物語ではありますが、よりビターちゃんにフォーカスしたようなものになっています。

 

ふしぎなカフェシリーズは、どちらかというと毎回出てくるお客さんにわりとフォーカスしている部分が大きなシリーズです。

 

なのでビターちゃんの出番は多くなく、それこそ笑ゥせぇるすまんや銭天堂的なフォーマットを使用しています。

 

対して今回出す絵本は、完全にビターちゃんが主役です。

 

ビターちゃんにだけ焦点を当てた物語になっています。

 

ビターちゃんというキャラクターが好きな方なら満足してもらえるようなものになっていると確信しています。

 

それくらい自信のある絵本です。

ふしぎなカフェシリーズで築いた「余韻」はそのまま

ふしぎなカフェシリーズを読んでくれた方ならわかると思いますが、あの何とも言えない余韻はそのまま残っています。

 

ビターちゃんの絵本の大きな特徴でもあり、私が絵本を作るうえで大事にしている余韻はあります。

 

ふしぎなカフェシリーズより明確かどうかは読んでくれた方の感覚によるとは思いますが、不思議な感じも残っています。

 

どうしてこうなったのかな、というような考えさせられるような部分は込めたつもりでいます。

 

そういった不思議感や余韻が好きな方にも満足してもらえるものになっていると思います。

 

そういった私の世界観をちゃんと含めた中でも、絵本という媒体でやらないといけない「仕事」はちゃんと入っています。

絵本でやらないといけない仕事

絵本でやらないといけない仕事は「楽しく教えること」です。

 

絵本は、基本的には子どもの読む本です。

 

なので子どもにもちゃんと届けないといけないという仕事があります。そこを少し置き去りにしたとしてもいつかは理解ができるようにしないといけないんです。

 

それは絵本作家にしかできないことだと思っています。

 

絵本は子どもが最初に読む本です。そのファーストインプレッションで全てが決まってしまうかもしれません。

 

そんな作品が子どもに届かないとなると本末転倒になってしまいます。

 

私たち絵本作家にとって子どもは大事な大事な読者です。

 

子どもに届くことこそが一つの成功なんです。

 

ここに関しては私もちゃんと意識しながら作っています。

それでも大人向けにしている

とはいえ、私のメインターゲットはどちらかというと大人です。

 

大人の人にこそ読んでもらいたいと思っています。

 

今作はことに高校生以降の大人にも読んでほしい内容になっています。

 

今作のテーマの一つが、むしろ大人になってからの方がより心に響くと確信しているからです。

 

子どもたちには子どもたちなりの感性で受け取れるようになっていますが、それを読み聞かせる大人や、子どもはいないけど読んでくれるファンの方たちにもしっかりと届けられるように作りました。

 

全部を意識するのは難しいですが、それでも見えないような色んなチャレンジをしながら挑んだ作品になっています。

ある意味こっちのシリーズの方がとっつきやすい人はいるかもしれない

ふしぎなカフェシリーズがとっつきにくいと感じる人もいるかもしれません。

 

そういう人は、むしろ今作の方がとっつきやすいかもしれません。

 

ふしぎなカフェシリーズは、ビターちゃんが主役ではありますが、ある意味ではお客さんたちの方が主役に見える側面もあります。

 

また、テーマがなんとなくピンとこないっていう人もいたかもしれません。

 

それに比べるとビターちゃんが主役として全面に出ている今作は、手にとりやすいかもしれませんよ。

 

初稿は入稿して今チェックしてもらっているので、早ければ4月には出せると思います。

 

是非楽しみしておいてください。

 

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絵本製作はなぜ時間がかかるのか

漫画と違って、その作家さんの新作が出るまでにかかる時間が長いのが絵本です。

 

漫画は週刊や月刊で1話が世に出て、それがある程度たまった段階で再編集されて単行本になります。

 

その期間は、早くても3ヶ月くらいです。

 

漫画家は、一人で制作することがほとんどないので基本的にはアシスタントの方が力を貸して1話が出来上がります。

 

物語を考えるのは作家さんですが、その物語を作るのはたくさんの優秀な方たちです。

 

その為、短いスパンでも作品を出していくことができます。

 

対して絵本は基本的には一人で制作します。

 

編集も制作も全て一人です。分業というのを取り入れている作家さんはほぼいません。

 

絵と文が違う人が作っていたとしても分業と言えるほどのものではないのが事実です。

 

なので、必然的に一人にかかってくる作業量が多くなり、制作も時間がかかることになります。

 

とはいえ、それでも絵本は一人の作家さんの作品ができるまではよくて半年、長いと1年とかは軽くかかります。

 

なぜそこまで時間がかかるのか。

 

その辺の話をしていこうと思います。

大前提として一枚絵をページ分描く

まず、大前提として絵本が漫画と大きく違うところは「一枚絵をページ分描く」ということです。

 

それもフルカラーで。

 

漫画の場合、コマ割りがあるので一枚絵を描くことはありません。コマの中に絵を描くので1枚にかかる負担は大きくありません。

 

描く絵の数や描くキャラクターの総数で言えば多くなりますが、1枚を細かく描きこむことはないので、絵本に比べると負担は少ない方だと思います。(それでも大前提として大変なのは承知の上です)

 

ですが、絵本は簡単に言ってしまうと絵画のような形の絵をページ分描く必要があります。

 

1枚に細かく描きこみが必要になってくるのと、文章で補えない物語の流れを絵で表現しないといけなくなるので、伝わってくれないといけません。

 

なので伝わるように工夫をしないといけないのです。

 

伝わらなかったり、伝わり方が違ってしまうよな絵は全部ボツになるのです。

 

すごく頭を使わないといけないんです。

 

慎重に絵を選んで描き進めないといけないので、1枚にかかる時間が大きくなるので制作に時間がどうしてもかかってしまうんです。

全体の構成や流れが物語に沿っているのかを考えて配置しないといけない

絵が描けて、物語ができれば完成とは言えないのが絵本の世界です。

 

その出来上がった物語がちゃんと伝わるのかを構成してみて客観的に見ないといけなくなってきます。

 

どこかで物語が伝わらなくなってしまっていないか、絵だけでも物語がちゃんと伝わるように構成されているのか、この順番で問題がないのかを慎重に見ていく必要があります。

 

もし伝わらないと判断したら、絵が仕上がっていてもボツにして一から考え直します。

 

その際前後の流れが悪いと判断したらそれも連鎖的に直さないといけなくなります。

 

そうやって最後まで流れを見ながら作っていかないといけないので、どうしても時間がかかるんです。

 

絵本の基本的なターゲットは子どもです。ですが、大人も最近は読みます。

 

大人が読む場合、普段本を読まない人であればそういう人でも掛け違えることなく物語が伝わるようにできているのかっていうところもちゃんと判断しないといけません。

 

この作業は何度も何度も検討します。

 

全ページを1枚に印刷して、それを見返し、おかしなところにはどんどんと赤を入れていく作業をします。

 

そして赤を自分で入れたところに関しては再度考え直してみる。そうやって納得ができるまで作り直していって初めて1冊ができます。

 

絵本って簡単じゃないんです。決して軽視していいものではないんです。

物語に不要なものが複数含まれていないかを見る

伝えたいことは明確なのに、その中で不要な要素が含まれてしまっているとどれが本当に言いたい事なのかがブレてしまいます。

 

例えば、仲間の大切さを伝えたいのに果物の細かい作り方とか農業の仕事のやり方とかを物語で描いてしまうのは蛇足ですよね。

 

そんなことはどうでもいいから仲間の大事さをもっとストレートに伝えろよってなりますよね。

 

絵本はページ数が少ないですし、物語もシンプルなものが多いです。

 

だからこそ物語にとって障害になるような2つ以上の要素を入れてはいけないんです。

 

伝えたいことはしっかりとあるなら、それがシンプルなわかりやすい形で物語になっているのかどうかをちゃんと判断しないといけなくなります。

 

構成の段階でそぎ落としていくことが大事なんです。

 

それを形にするまでにもやっぱり時間がかかります。

 

形としてバチッとこれで行こうってなるまでには、やっぱり時間がかかるんですよね。

 

どうしても1冊で物語を完結させないといけないので、そこは慎重にならざるを得ないんです。

 

一人で作っていると全部自分で気づいて直していかないといけないので、やっぱりある程度冷静になる時間や、客観視できるようになるまでの時間がかかるんです。

絵の手法によって時間がかかる

私みたいにデジタルで絵を制作している場合は、やり直しが何度でもできる上にその場で修正ができてしまうのでそこまで時間がかかるっていうことはありません。

 

が、中にはアナログで制作される方もいますし、版画で制作される方もいます。

 

そうなると、1枚にかかる時間は私の倍以上になります。

 

それは時間がかかりますよね。

 

当たり前ですが1枚に1ヶ月とか半月とかかかります。

 

そうなると1年に1冊しか出せないっていうのも納得ですよね。

絵本作家ゆうりが1冊作るまでにかける時間はどれくらいなのか

じゃあ私が1冊作るまでにどれくらいの時間をかけているのかというと、半年です。

 

物語の種を考えて、それを基に膨らませて大まかなプロットを書きます。

 

そのプロットをベースとして大まかな物語の流れを考えたら、今度それをページに分割していく作業に入ります。

 

この段階でオチまで一応考えてしまいます。ページ分割の段階で流れが悪かったり、ページをめくる手が落ちそうな場所があればそれが最小になるまで直します。

 

もちろんゼロにはできません。読んでくれる人がどこで本を閉じるのかをある程度はコントロールすることはできてもゼロにはできないからです。

 

なので、最小になるまで修正していきます。

 

それが完成したらその分割に沿って物語を文字化していきます。この段階で分割したシートと違ってしまうこともあります。

 

ですが、文章的に流れがスムーズにいくならそっちを優先させます。

 

おかしくなるようであればシートに沿って修正していきます。ここにも時間をかけていきます。

 

これが出来上がったら文字だけを当てはめた状態の見開きデータを作成します。この段階で絵のイメージもある程度イメージしておきます。

 

というか、物語を作っている段階から絵は想像しながら作っています。じゃないと絵と合わせた時にちぐはぐで不協和音になってしまうことがあるからです。

 

絵と文章がバラバラな絵本は、絵本とは言わないと絵本作家のプロから教わっていたので、ここはかなり意識しています。

 

これができたら絵のラフを描いていきます。まずは全体のラフを描いていきます。

 

1枚できたら完成させるといったことはしません。

 

前ページのラフが出来上がるまでは1枚も完成させることはありません。あとでもっといいラフの絵が出てくるかもしれないって思ったら、ここで完成させるのは労力が無駄になってしまう可能性があるからです。

 

なので、完成させたい気持ちをグッとこらえてラフをひたすらに描いていきます。

 

ラフが完成させたら、一度全ページを1枚に印刷して流れがおかしくないかや絵の中での構図に無理がないかを見ます。

 

無理があるならラフを新しく案を出していきます。これもわりと長い作業になります。

 

延々ラフができないページとかも全然あります。それでも他のページの絵はラフから進めることはしません。

 

もどかしい作業がずっと続きますね。

 

ラフが完成したら色ラフ作成になります。色ラフというのは、簡単に言えば「実際に色を置いた時のイメージを見るために作成する仮塗り」のことです。

 

これをしておかないですぐに塗り始めてしまうと、最後の方で色の整合性が取れなくなってしまい、色同士が喧嘩してしまうこともあります。

 

全部出来上がっていたり、ある程度出来上がった状態でこれに陥ると、他の部分も修正しないといけなくなります。

 

ですが、色ラフを作成しておくと、その段階で色がおかしかったら仕上げる前に修正ができるので手間が減ります。

 

なので、必ずこれはやっています。

 

色ラフが終わり、これで進められるとなってから仕上げの作業になります。

 

仕上げは、今までの工程がある分楽ですね。色も決まっていますので、それを基に陰影をつけていったり効果をプラスしたりするだけですから。

 

全部ページの絵が出来上がったら最終チェックをして、問題ないと思ったら初めて完成となります。

 

ここまでで約半年です。

最後に

約32ページの絵本を作るまでには、ここまでの時間がかかります。

 

簡単そうに見えても、絵自体にそこまで時間がかからなそうに見えても、そこには緻密な計算がされているのでどこまでも考え抜かれているんです。

 

そう考えると、絵本という媒体も子どもが読むだけではないと思えませんか?

 

絵本作家になってみて、ここまでの苦労があるんだということを改めて知ると、絵本1冊1冊への愛着がすごく沸きます。

 

絵本は漫画や小説とは違い、老いないコンテンツと言われたりします。

 

親が昔読んでいた絵本が巡り巡って今度は自分の子どもが読むことになる。そしてその子どもが大きくなって今度は自分の子どもに読み聞かせることになります。

 

そうやって絵本は循環していきます。

 

私の絵本も廃れないような工夫を凝らしながら丁寧に作っています。

 

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長々とここまで読んでくれてありがとうございます。

 

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絵本作家、画家も始めた

新作絵本を制作している中、考える時間がありました。

 

自分のことを考えている中で、私はイラストレーターには向かないと思いました。

 

依頼されて絵を描くのは嫌いじゃないのですが、色々な相手からの注文を受けて絵を制作するのでどうしても制限がかかります。

 

それが仕事なんだと言われたらそれまでです。。。

 

はい。。。

 

ですが、私が絵を描く意味はそこじゃないのかなと思うわけです。

 

イラストレーターとして活動を始めたころから考えると、絵柄はガラッと変わりましたし、描き方も変わりました。

 

もはや手法も変わっています。

 

そんな変化の中で絵本作家としての道を歩み始めるわけですが、職業絵本作家と言うと「画家とかアーティスト寄り?」と言われることも少なからずありました。

 

私の昔の夢の一つは画家でした。

 

それが巡り巡って絵本作家となり、結果周りからは画家寄りの仕事という認識に変わり始めた部分もあるわけです。

 

これは嬉しかったですね。

 

というわけで、私ゆうりは画家も名乗りはじめようと思います。

自分を絵をキャンバスに印刷してみた

画家と言えば、キャンバスに絵を描くのがわりと当たり前な感じがします。

 

とはいえ私はデジタル画。

 

当然キャンバスに直接絵を描くタイプではありません。

 

なので、自分の絵をキャンバスに印刷することにしました。

 

それがこれです。

 

タイトルは「夕日のソロキャンプ」です。

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麻100%の材質にデジタルの絵が印刷されてきました。

 

サイズはF3号です。

 

F3号は22㎝×27㎝です。

 

実物を見てみると、かなりアート感がします。

 

キャンバスに印刷されたとはいえ、私の絵の描き方なのですごくアナログ感が強く出てと作品になってます。

 

絵柄の関係でポップではあると思うのですが、これから描いた絵をアート作品としてキャンバスに印刷していけば、画家と言ってもいいのかなと思うんです。

 

そもそも思考が画家寄りだった私にはイラストレーターは道が違ったんだと思います。

1点のみの印刷

こちらのキャンバスアート、1点しか印刷していません。

 

基本的には画像ダウンロードが可能な媒体には絵を公開していないので、絵を印刷することができるのは私だけです。

 

そして1点しか印刷していなので、1点ものです。

 

誰かが欲しいと思って手にとってくれたら、この絵はその人の元に行きますが、他の人の手にはないことになります。

 

私自身、絵は1点しか印刷するつもりがないので生涯1点しか存在しないと思います。

 

確かに原画は手元にありますが、あくまで私が印刷に出さなければいいだけの話です。

 

それか枚数限定で印刷して世界に3点だけとかにしてもいいかもしれません。

 

デジタルの良さは複製ができることですが、それがデメリットにもなります。

 

ですが、逆を言えば私の手元と購入してくれた方の手元にだけあればそれはそれでレアだと思います。

 

複製原画という概念がアナログのアートにも存在するので、デジタルでもそれを取り入れていくのもありかもしれません。

画家活動は絵本作家と兼用で

大前提が絵本作家なので、画家活動はあくまで兼用という形でやっていくかと思います。

 

絵本の挿絵の原画を印刷して1枚のアート作品としてもいいかもしれません。

 

やり方はいろいろとあると思います。

 

なにはともあれ、画家という夢も叶えることができた私なので、これからも絵本作家ともども活動を精力的にやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

販売は公式サイト

絵の販売は、メルカリとかもあるんですが私は公式サイトからだけ売ります。

 

私自身が管理できないと意味がないので、管理しやすいものを選びました。

 

価格は1万2千円です。

 

最初は多分売れないのはわかってます。

 

でも、制作に費やした時間や印刷にかかったコスト等を考えたらこれくらいにはなるかなと思います。

 

もちろん、それに見合うだけの価値があるかどうかは正直手にとってもいいよっていう方次第になります。

 

私は自信をもって届けてますが、金額に見合ってないと思われたそれまでです。

 

画家って、結局売れるかどうかの世界ですが、そもそも描き続けていってナンボのものでもあります。

 

なので、今はとにかく絵本を描きながら続けていくしかないですね。

 

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職業絵本作家と言うと、かっこいいと言われることについて

私の職業は、絵本作家です。

 

絵本一本で生きています。

 

他のことは何もしてなくて、ブログさえも今年は半分くらい切りました。

 

なので、Twitter等のスペースで初めての人に出会う時、「初めまして。絵本作家のゆうりです」と自己紹介すると、「かっこいい」と言われます。

 

これがどうしてなのか、私にはわかりませんでした。

 

今でも確信をもってこれが理由だというものはありません。

 

でも、確実に言えるのは「この道で良かったんだ」ということでしょうかね。

絵本作家がかっこいいと言われるのは「珍しいから」かも

私が感じる絵本作家がかっこいいと言われる理由は、多分珍しいからではないかということですね。

 

漫画家を目指す方は多いですし、イラストレーターも人気の職業です。

 

でも、絵本作家ってあまり聞かないと思うんです。

 

絵本作家になろうと思って絵をはじめた人って、少ないんじゃないでしょうか。

 

大抵はイラストレーターを目指すか漫画家を目指しますよね。

 

その2強の中で絵本作家。

 

私自身も思います、珍しいよなぁって。

 

絵本って必ず通る本ですし、子どもが読む本の中で一番最初だと思うんです。

 

絶対に言葉がわからない時から親の読み聞かせで読んでますし、それで言葉を少し学ぶっていうこともあります。

 

なので大事な教育ですよね。

 

そんな大事なポジションにいながらなり手が少ないっていうのもなんか悲しいものですね。

 

とはいえ、必ず必要な職業だと思うのでかっこいいと言ってもらえるのは素直に嬉しく感じます。

ある意味での潔さがかっこいいのか

絵本で食べていくのは相当大変です。

 

私も苦労していますが、有名な方でも苦労されているのを聞きます。

 

いつまでも苦労し続ける職業であり、一生楽にはならない職業だとも思います。

 

それは漫画家も同じだと思います。

 

常にアウトプットをし続け、コンスタントに本を出していく職業って、総じて苦労し続けます。

 

そういう潔さみたいなものがかっこいいのかもしれません。

出版するプロの作家だから

かっこいいと言われることをシンプルに解釈するなら「プロ作家としてひとり立ちしてるから」でしょうね。

 

出版ってすごく大変なことですし、ほとんどは新人の作家を輩出することはしてくれません。

 

ことに絵本の業界は間口が小さいので、より難易度は高いです。

 

SSSレベルかもしれません。

 

漫画家って、そういう意味では間口が広いです。

 

持ち込みは受け付けてくれますし、デビューまで編集の方と二人三脚で進めますから。

 

逆に言えばデビューしてからが大変なのが漫画家ですけどね笑

 

対して絵本作家はデビューしてからも苦労しますが、デビューするまでも苦労します。

 

持ち込みなんて基本受けてもらえないですから。

 

必死に電話したりしながらコンタクトを取り続け、コンテストがあったら応募していく。

 

それでもデビューできない作家が数多くいます。

 

私は恵まれている方です。

 

そういう意味でのかっこよさみたいなものはあるかもしれません。

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私は発信者側にいる方が楽な人間です。

 

言えることは少ないかもしれませんけど、それなりに知識は持っている方だと自負しています。

 

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ビターちゃん絵本5冊目の制作状況

「ビターちゃんのふしぎなカフェ」シリーズの4冊目の制作がほぼ完了し、あとは文章を調整するだけになっています。

 

挿絵が終わればそれだけでもほぼ完成に近いので、こちらは一旦置いておいてビターちゃん絵本の新作を先月から描き始めました。

 

次に描いている絵本は、「ふしぎなカフェ」シリーズとはまた違ったシリーズです。

 

今描いているのはシンプルなビターちゃんシリーズです。

 

ビターちゃん自身にスポットを当てたシリーズで、ふしぎなカフェシリーズとは一味違った絵本シリーズになる予定です。

 

現状製作開始から1か月程度経ちますが、制作状況を書いていきます。

ラフ制作が完成

物語のプロットは正直制作開始以前からありました。

 

ぼんやりと「こういうのが描きたいなぁ」くらいにしか考えていませんでした。

 

ですが、そこから数か月くらいして、ふしぎなカフェシリーズの4作目の制作が佳境に差し掛かった時に「描いてみようかな」って思ったんですよね。

 

そこから12月に制作を開始しての今です。

 

物語の流れや文章をページで分割する作業は完了して、ラフ制作をしていました。

 

一応12月中には完成させようと思って作業を進めていたのですが、それが一応完成しました。

ビターちゃんシリーズの難しさ

ふしぎなカフェシリーズは、毎回ビターちゃんの言葉のチョイスに神経をかなり使うので、最後までそこを修正し続けるのが難しいところですね。

 

そして、キャラデザや設定等を考えるのも苦労する部分です。

 

対して今描いているビターちゃんシリーズは出てくるキャラクターが現状ビターちゃんとミルクさんだけなのでキャラデザがそこまで必要ないっていう点では楽です。

 

モブキャラのデザインを考えるのはちょっと大変ですが、そこにはあまり神経を使わないのでふしぎなカフェシリーズに比べたら気が楽ですね。

 

ですが、物語の流れが完全に新しく考える必要があり、0から物語を構築しないといけないので、そこに苦労しました。

ラフ画の制作は意外と順調に進んだ

ふしぎなカフェシリーズは、毎回ラフ画の制作にかなり苦労していました。

 

ですがビターちゃんシリーズは、思ったよりもラフ画の制作が順調に進みました。

 

そもそも頭の中にあった物語ではあったので、イメージがあったっていうのはあります。

 

ラフ画を描き始めてからも「このページはこういう絵が欲しいかな」っていうのがすんなりと出てきたので、それを忠実にラフとして描き起こす作業でした。

 

中には色ラフまで描いたものもあります。

 

ここまで順調に進むとは思っていなかったので、正直驚いています。

 

とはいえ、結局完成までには半年くらいはかかると思うので、今年中に発売できればいいかなってくらいですね。

ビターちゃんシリーズ1弾はミルクさんとの物語

少しだけネタを公開しておくと、ビターちゃんシリーズの1弾目はミルクさんとの物語です。

 

ミルクさんとビターちゃんの物語で、ふしぎなカフェシリーズの前日譚となる物語ですね。

 

この物語があったからこそふしぎなカフェシリーズに繋がっているといった、大事な物語になります。

 

キャラクターに深みを与えるような物語になるので、発売されたらこの絵本から買ってもいいかもしれません。

 

絵本なのにシリーズもののマンガや映画のような物語の作り方をしていますが、触れてきたエンタメがやっぱりこういうものたちだったので染みついてしまっているんだと思います。

 

でもこういう絵本があっても良いと思うんですよね。

 

絵本としてはちゃんと1冊で完結するようにできているので、読みやすいようにはなっていると自負していますけどね笑

今月から本格制作

ラフ制作が去年終わり、それが仕事納めだったわけですが、今年から本格的に制作を開始していこうと思っています。

 

色ラフ作成や、ビターちゃんに関しては一旦塗りまで完成させてしまうなど、状況に合わせて制作していく予定です。

 

ラフを描き直すこともあるとあると思うので、今作のベースとなるものを描くページから始めることで、そのあとのページの制作の際に色で迷わないようにしようと思っています。

 

始まったばかりな部分もあるので、制作はまだまだかかりますが、じっくりゆっくりと作っていこうと思います。

 

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