ゆうりの日常

イラストレーターであり絵本作家でもあり、シンプリストでもある。ちびキャラ記事、シンプル生活の記事、商品レビュー、イベントレポートを中心に記事を執筆中

【世にも奇妙な物語22秋の感想】感動、ハートフル系多め?

22年最後を飾る今回のテーマは「願い」でした。

 

それゆえに全体にハートフルな内容でした。

 

抜きん出た話がなかった代わりに、大はずれな話もなかった印象。

 

4話全体で調和やバランスがとれていたので、すんなりと全話観れました。

元カレと三角関係

主人公の前にロボットの姿で現れた元カレ。

 

奇妙な生活をする中で、重症で動けず、元カノには見せたくないということがわかります。

 

それを信じられない今彼が病院を調べて乗り込むと、そこにはたくさんの器具に繋がれ今にも死にそうな状態の元カレがいた。

 

ロボットというものを使用して話が展開していきますが、今彼が病院に乗り込んだあと、昔の世にもならホラーテイストにしていたかもしれません。

 

現実世界の元カノを奪い、自身の願いを叶える、というような。

 

ですが、今回はハートフルな終わり方をしました。

 

1話目から感動系を持ってきたのは今までとの違いを感じました。

 

願いがテーマだったからかもしれませんが、ロボット研究をしている研究員や研究所に関する部分には触れず、サラッと流すだけになっていました。

 

これはこれでいいのかもしれませんが、物足りない人もいるでしょう。

 

多少ロボットに関する部分にも触れてくれれば、どうしてこういう形で会いにきたのかに深みが増し、よりわかりやすかったのかもしれません。

 

そういう意味では多少の不完全燃焼感はありますが、とはいえいい話でした。

コンシェルジュ

今回唯一のホラーテイスト作品でした。

 

ですが、この形の願いもあるよねっていうのもしっかりと魅せてくれるのが世にもですよね。

 

主人公はスキャンダルを起こしてしまった俳優。

 

新しい家に引っ越したら、そこには専属のコンシェルジュがいた。

 

身の回りのことをなんでもやってくれるコンシェルジュに頼るようになってしまい、いろんなお願いをしてしまう。

 

ついにはボソッと放った言葉に対してもコンシェルジュは願いととり叶えていくことに。。。

 

ホラーテイスト系の中でも、人怖な部分が得意な世にもらしい一編でした。

 

コンシェルジュの表情に対して一喜一憂してしまう場面もありましたが、怖かったのは一人ではありませんでした。

 

そこは観てない方はTVer等で無料配信されているので視聴してみてください。

 

ただ、今までの人怖系で考えると少しだけ薄味だったかかもしれません。

 

あの物語で捻るのは難しいかもしれませんが、コンシェルジュをあそこまで怖そうに描くなら行動をもう少し見せてもよかったかもしれません。

 

もしくは、最後にコンシェルジュに対してのネタバレが含まれてもよかったかもしれません。

 

最終的なオチは、全て一本の糸で繋がっていたのでそこはよく考えられているなと感じましたね。

 

外部の人間が入ってきて環境を変えてしまう系はボランティア降臨等があります。

 

あれは行動がしっかりと表現された上で、結果ボランティアを増やしていくことが目的でした。

 

あれに関してはボランティアを少し皮肉った部分もあるでしょうが。。。

 

今回は主人公の願いを叶えていくという側面と、コンシェルジュ自体の願いが両方含まれているのかもしれません。

 

コンシェルジュの目的が最後のオチに繋がるのであれば、やっぱり行動は見えて欲しかったですね。

 

ちなみに、途中で出てきた包丁はちょっとした伏線になっています。

わが様

今回の感動系の話ですね。

 

物語自体が視聴者に対して伏線をはっていくような形ではなく、主人公が少しずつ核心に近づいていくような構成でいた。

 

わが様という存在は、結果的に一番最後に明かされますが、それまでは視聴者にも明かさないような形なので、視聴者と主人公が同じ立場になっています。

 

その為、没入感という点で言えば今回の4編の中では一番だったかもしれません。

 

この話に関してだけ言えば、一度見逃しで観てほしいかなと思います。

ちょっと待った!

ここ最近の世にもは、4編目に少し短めのショートストーリーを持ってくるのが多くなっています。

 

そして最後はわりとコメディ路線であることが多いです。

 

今回も例にもれずにコメディ路線の物語でした。ですが少しだけ違うような、どちらかと言えばやっぱりハートフルな物語でした。

 

最初は少しだけ混乱するところもありましたが、すぐに理解できました。

 

今現在のカップルの元に未来の自分たちが現れ、「ちょっと待った!」と言いながら告白を妨害してきます。

 

それを何回も繰り返しながらも、今現在のカップルはそれぞれの想いに気づいていく。

 

オチまで観た瞬間は少しわからない部分もありますが、少しだけ考えれば何となく意味が理解できる構成なので、そこはやっぱり世にもらしくいったなって思います。

最後に

今回の4編は、跳びぬけた1話があったわけではなかったのですが、逆に言えば全体でまとまりがあった4編でした。

 

粒ぞろいな感じですかね。

 

とはいえ、逆を言えば印象に残るようなものがなかったとも言えます。

 

ホラーテイストの世にもが好きな人からすると少しだけ物足りない感じを受けたかもしれません。

 

が、私としてはこういうまとまりのある回があってもいいのかなと思います。

 

伏線が多かったり、理解が追い付かないようなものがなかったのですんなりと観れたのは良かったです。

 

そして、Twitterでは最後の最後にオチがつきました笑

 

 

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