絵本作家としてデビューしてからというわけではないのですが、最近少しずつ自分の中での感覚が変わってきました。
昔はクリエイターの特徴というべき「承認欲求」が旺盛でした。
認められたい、いいねが欲しい、フォローが欲しいという数字に追われるような感覚をずっと抱いていました。
ですが最近、私の中で感覚が大きく変わりました。
それは、承認欲求がほとんどなくなった、ということです。
承認欲求が消えた!?
昔、ディープブリザードさんというイラストレーターさんとTwitterのスペースで話す機会がありました。
その時、私の絵はSNSではバズりにくいと言われました。
でもTwitterでバズらなくてもイラストレーターとして仕事をしてちゃんと生活ができている人が多くいるという話をしてくださいました。
売れるために絵柄を変えるのも選択、それをしなくても仕事をしていくことは可能というのを知ってから私の中で大きな変化がありました。
その後の私は絵柄を少し変え、主線のある絵から主線のない絵に切り替え、絵本を描きはじめました。
そして話を聞いてから承認欲求がどんどん消えていきました。
いいねがなくても気に入ってくれた方がいいねをしてくれればいいし、好きになってくれた方はいいねを押さなくても保存を自由にしてもらってもいいと思えるようになりました。
たとえいいねが10に満たなくても、その数は気に入ってくれた方がしてくれたんだと思えたら、その数は何倍にも何十倍にも思えるようになりました。
とはいえ、1枚絵を上げたらありがたいことに20前後のいいねをもらえ、リツイートも5つ前後つくようになりました。
一番最近に出した「月とハロウィン」の絵は、いいねが29、リツイートが4つもらえました。
でも数字自体に一喜一憂することなく済んでいるので、いいねが少なくて落ち込むといったことはなくなりました。
なので、アナリティクスも見なくなりましたね。
気に入ってくれた人が手にとってくれたらいい
嬉しいことに、ビターちゃんの2作目の絵本の告知を出したら「楽しみに待ってます」と言っていただけることが多くあります。
気に入ってくれた方がいてくれること自体が嬉しいです。
目標としての3000部というのは言いましたけど、それも目標をわかりやすい形で表現しただけにすぎません。
目標は目標として持っていますが、私は気に入ってくれる方にまんべんなく届いてくれる環境であって欲しいと思っています。
そういう意味でもやっぱり承認欲求がないんだなと思います。
私はそもそも絵本で1位を取りたいと思ったことはありません。
絵本を読んでくれる人が増えたらいいなって思っているにすぎません。
大人が絵本を読む、という文化は少しずつ増えてきています。ですがまだまだ少ないかなと感じています。
私がその中の一つのきっかけになれるなら、絵本作家になった意義があるのかなと思うんです。
皆さんの評価は純粋に嬉しい
承認欲求がなくなったとはいっても、皆さんのくれる評価はとても嬉しいです。
それは励みになりますし、もっといい作品を作ろうと思えます。
作家になった醍醐味の一つだと思うので、ありがたいです。
いつもありがとうございます。
あなたが何かに悩んだ時、きっと目の前にビターちゃんは現れます
ビターちゃんは、今のあなたに優しく寄り添ってくれます。
そして優しく背中をさすってくれるような言葉を残してくれます。
もし、今何かに悩んでいたり困っていたら目を凝らしてみましょう。
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