絵本作家になってから、他の絵本作家さんの活動がよく目につくようになりました。
どんな形であれ、絵本を世に出し、それが評価されている環境はすごいですよね。
一昔前なら出版社に持ち込み、色んなダメ出しを受けながら1冊が完成して本屋さんに並ぶっていうのが当たり前でした。
でも今は自分発信ができるので、その活動は多様化されてきています。
自分の本を出すっていうのは、それだけハードルが低くなっているのでしょうね。
絵本の出し方の多様性
私のように本屋さんには出なくてもネットで出版する絵本作家さんも多くいます。
絵本の出し方のパターンだけでもこれだけあるんです。
- 出版社から発売し本屋さんに出す
- 自分で印刷してネット販売（同人）
- Amazon限定で出版する（これが私）
- 自分で出版社を立ち上げ、自社ECサイトで販売する
- kindle限定で販売する
- ペーパーバック出版をする
kindleに出すとかは最近では当たり前のようになっていますが、ペーパーバックで出している絵本作家さんもいるんですよね。
それぞれのメリットやデメリット
私のようにAmazon限定出版をしている絵本作家さんもたくさんいます。
現に私が契約しているいしだえほん様は、そういった絵本作家さんをたくさん抱えていますしね。
ペーパーバックで小説を出している人とかは見たことがあるんですけど、絵本を出されている方は多分そう多くはないと思います。
でもそれも一つの選択肢ですよね。
ペーパーバックの質はそこまでよくないと言われていますが、決して絵本に適さないというわけではありません。
費用をかけず、自分の作品を自分で作って出せば絵本作家になれるので、なり方としては手軽な方でしょう。
絵本はkindleには向かないと言われて、私はkindleでの出版はしないことにしましたけど、kindleを中心に活動をしている絵本作家さんもいます。
メイン舞台をそこに焦点を合わせ、出版社を通さない活動はそれはそれで潔くて私は好きです。
kindleの魅力は物が増えないっていうことです。
絵本はどうしても1冊にかける費用が高くなります。それはハードカバーを基本としているからです。
ですが逆を言えば本棚でかさばってしまうともいえますよね。でもkindleならそういったことがありません。
その点でいえばkindleは強いです。
逆を言えば現物がなく、スマホやタブレットがないと読めないので子どもには多少ハードルが高いっていうのもあります。
その点でいえば、Amazon限定とはいえ出版して販売されている私の形はいい気がしますね。
Amazon限定なので、自分からどんどんアピールしていかないとAmazon内で見つけてもらいづらくなってしまうのはありますけどね汗
どんな形でもプロの絵本作家
結局どの方法であれ、みんなプロの絵本作家です。
同業者の方は仲間ですし、いいライバルです。
あの人のように売れる作家になろうとか、あんな絵が描きたいとか、いい刺激をもらいながら活動を続けいけます。
でも同業者だけでなれ合っていたり競っていても意味がありません。
別の職業の方とたくさん交流し、いい刺激をもらうことも大事です。
私は絵本作家のトップになろうとは思いませんが、妖精を描く絵本作家という肩書を掲げているのでその中では上に行けるかもしれません。
世界は広いです。
妖精を題材に絵本を描いている方は多くいます。
でも私は妖精を専門に絵本を描く絵本作家として活動をしていきます。
それなら壁が高くても越えられるかもしれません。
知れば知るほど作家活動は面白い
出版であれ、kindleであれ、ペーパーバックであれ、自社販売であれ、作家の活動は知れば知るほど面白いものです。
毎回「こんな方法もあるんだなぁ」って思わされます。
でもどの形であれ、それがその作家さんの最良の方法だったわけです。
そして最良のタイミングで出会ったわけです。
私も「今だ！ここに電話をかけろぉ！」って言われた気がして、電話したのがいしだえほん様で、それが縁となり絵本を出版することができました。
駆け出しですが、それでもここが一番いいタイミングだったんだと思っています。
結果、すごくいい形に仕上げてくれましたので、人生の宝です。
とはいえ、ここで立ち止まりません。
シリーズ作品はシリーズが刊行されてこそ輝くもの。
2作目の発売に向けてどんどん動いていこうと思いますので、ぜひ1作目を手にとってくれますと励みになります。
そして、私が色んな絵本を読むきっかけになれればと思います。
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