趣味で絵を描く人、プロとして絵を描く人、セミプロとして趣味と仕事の間くらいで絵を描く人、それぞれいると思います。
ですが、絵を描く人は私は全員プロであってほしいと思っています。
お金を貰って生活しているという意味ではなく、絵を描くだけの力と技術はあるのだから、それは誇っても良いという意味です。
絵を描きたくても描けない人の方が圧倒的に多数です。
そんな中で多少であっても絵を描くことができる力を持つことができたのですから、それを存分に生かしていってほしいと思います。
絵は色んな所で活かせる「有能なスキル」
絵を描くことができるっていうのは、それだけで有能なスキルだと思います。
キャラクターの絵を描くような絵の仕事ではなかったとしても、パティシエならイメージするケーキを絵で表現してから試行錯誤を始めることができますし、大工なら家の内装のイメージを視覚化することができます。
人に物事を説明するのにも、絵が描ければ文章だけではわからないような部分を補うことができますし、人に買ってきてほしいもののイメージを簡単な絵にすることもできます。
絵が描けるというだけで、人に理解されやすいものを一つ持つことができているということなので、そういう人はある意味でプロだと思います。
プロの定義は人それぞれ
プロの定義って、人それぞれです。
絵でお金を貰えたらプロと名乗って良いと考える人もいれば、生活がしっかりと成り立ってこそプロと呼ぶ、という考えの人もいます。
私はどちらかと言えば前者の考え方の人です。
絵でお金を貰ったっているということは、その人の絵柄でお金を払ってでも描いてほしいと思ってもらえたということなので、プロと呼んでも良いんじゃないかと思っています。
絵を描くことができるなら、プロという言葉の意味を「スキル」のような意味合いでとらえても良いような気がするんですよね。
professionalの言葉の意味には「専門的な」という意味もありますしね。
絵を描く道具はタブレットでもなんでもいい
絵を描くのに「プロは液タブとか板タブを使うのが当たり前だ」という人がまだまだいます。
でも今は、プロでさえも液タブを使わないで仕事をしている人もだいぶ増えてきました。
漫画家さんの中にもiPadで絵を描きている人もいますしね。
これに関しては、以下の記事で書いてます。
Twitterでトレンドに上がった東京タラレバ娘の作者である東村アキコさんもiPadで仕事をしています。
さらに東村さんは、絵を描くソフトも有料のものではなく、無料のメディバンペイントを使用されているようで、それもトレンドに上がりましたね。
私もメディバンを使用している絵師としては、知名度が上がるのは嬉しいことです。
メディバンペイントは、無料のわりには使用できることの幅がほぼ有料級ですし、デジタル制作のツールとしての使いやすさはトップクラスだと思います。
こういうのを見ると、道具ではなく、持っている画力や才能が大きな影響を与えるっていうことの証明になりますよね。絵が描けるっていうだけでも大きな才能であることがわかると思います。
最後に
最近は絵描きやイラストレーターになりたい人や、絵を描くことを趣味にしている人も増えてきています。
その為絵を描くことができる能力が特別だと思えない部分が増えてきました。
でもそれは、自分が絵を描く人だから絵に関することが目に付くようになっただけのことです。
世界で見れば絵を描くことができる人は全体のごく一部なので、誇ってください。
上手いかどうかは別として、ある程度見れる絵が描けるだけでも十分な才能です。
才能とは、得てしてそんなもんです。
あとはそこからの努力ですね。
プロであってもソシャゲ的な細かい絵が描ける人もいれば、そういうのは描けないけど引き算した可愛い絵を描ける人もいます。
人によって全然変わってくるので、気にしなくても良いかなと思います。
私は絵でお金を貰っている絵師ですが、ソシャゲイラストを描く人に比べたらそこまでには見えないかと思います。
それでも生活ができています(笑)
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