絵本作家の一番の喜びは何かなと考えてみました。
そしたら、やっぱり「記憶に残る作品を作ること」だと思いました。
漫画も記憶に残る作品はたくさんありますし、小説もしかりです。
でも絵本って、子どもの時に最初に読む本なので、大事な時期に触れるものですよね。
そうすると、その絵本に書かれていることがその後の子どもの成長に大きく影響してきますよね。
そうなった時、その子の記憶に残り続ける作品を提供できれば忘れていたとしてもふとした時に思い出してもらえます。
たとえ大人になってから読まなくなったとしても、絵本って意外と捨てずに実家の本棚に残っていることってあるんですよね(事実私がそうでした)。
それって、絵本にできる力だと思います。
ずっと残り続けることができるのが絵本
絵本にできる最大の特徴は、記憶に残り続けることができることです。
漫画も確かに記憶に残り続けることができますが、絵本はそれ以上にあれ読んだことがある、これ覚えてるっていうのが多くあると思います。
1冊で完結する分、物語も正確に覚えているといった現象もよくあります。
また、その読みやすさから読み返すためのハードルが低いと思うんです(私だけ?)。
私にとって漫画は苦手なジャンルで、読むことができませんけど、絵本なら何度でも読み返すことができます。
絵本にできることは、シンプルに伝えたいことを伝えることです。
最小の物語であるからこそ、そこには言いたいことが短い文章と絵で端的に伝えてくれています。
そこには漫画のような魅力はそこまでないかもしれませんが、良さはぎゅっと詰まっていると思うんです。
絵本の絵にはあまりない絵柄
私の絵柄は、すごく絵本っぽいのに絵本にはあまりないような絵柄だと思うんです。
絵本に出てくるキャラクターって、わりと素朴で誰にでも受け入れられやすいタッチで描かれています。
その点でいえば、私の絵柄はどちらかというとアニメっぽいというか萌え系というかそういうカルチャーに近い方だと思うんです。
それでも子どもには好かれそうなタッチであるというのは文芸社さんにも褒めていただいたんですけどね。
そういう絵柄って、私は見たことがないのでそこも記憶に残ってくれればと思っています。
さらにモチーフも「コーヒー」なのであまりないかなと思います。
少なくともコーヒーやカフェオレをモチーフにしたキャラクターは、私はあまり見たことがありません。
コーヒーコーヒーしたキャラクターは多いとは思いますけどね。お店のマスコット的な感じで。
でも、そもそも飲み物のキャラクターってペプシマンとかが有名ですけど、そんなに多くないイメージです。
そこもフックになってくれればいいなと思っています。
残ることが大事
絵本作家になったからには、やっぱり残り続けていってほしいと思ってしまいます。
こんな絵本があったなぁ、とか、こんなキャラクターがいたなぁ、とか、ふとした時に思い出してもらえるようなそんな絵本であったほしいなと思います。
可愛いっていう感想だけでも全然いいと思っています。
読んでもらえただけでも描いたかいがあります。
今、体感としてはじわじわと知ってくれる人が増えている印象があります。
Twitterで知り合った方が、話しているその場で絵本を買ってくれたっていうのもあり、好きだなって思ってくれる人が少しずつ増えています。
それがすごくうれしいです。
本ってやっぱりジャケットが大事なんですよね。
ジャケットの絵を見ていいと思ったら買いますし、刺さらなかったら買いませんよね。
少しでもかわいいなって思ってくれた人が手に取ってくれることを幸せとして、描き続けていきたいと思います。
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