一日一食生活をもう長く継続してやっています。
私の場合、そもそも朝は食べない人だったのもあって、一日二食がベースでした。
それが一食減っただけなので、始めたころからそこまで苦は感じなかったです。ただその分ルールは緩くしていました。
間食がしたくなったら一食にならない範囲で軽食を食べても良いとか、おやつは気分で食べても食べなくても良いっていうレベル。
絶対に一食しか食べないって決めてしまうと、それはそれで苦しくなってしまうので、そういうのは余計にストレスを感じます。なので、やりませんでした。
で、最初はお昼をしっかりと食べて夜は食べないっていう生活をしていたのですが、ここ最近は意図的に夜に食べて朝と昼は食べないっていう生活に切り替えました。
そしたら、思ったよりも面白い結果が出てきたので、紹介しますね。
- 一日一食はどの時間帯に食べてもOK?
- 一日一食をダイエット目的でするのは間違い
- お昼一食にしたらどうなった?
- 一日一食を夜にしたらどういう変化が起こったのか
- 空腹時間を16時間作るのが健康にはいい
- 最後に
一日一食はどの時間帯に食べてもOK?
どういう変化があったのかの前に、一日一食はいつ食べるのがいいのかっていう話をちょっとだけしますね。
私の考え方は、一食で食べるので一番いいのは昼だと思っていました。お昼は午後からも仕事であったり出かけるであったりで運動をする時間がまだあるからです。
なので、食べたカロリーを消費することができ、身体に必要なエネルギーを使い果たしてから寝ることができるって思ってたんですよね。
実際問題私はお昼に食べて夜に食べないようにしたら体重は減りはしないもののキープされていました。
必要なエネルギーを使い果たしてから寝れていたようなので、ストレスは感じていませんでした。
逆に朝だけにしてしまうと、エネルギーを使い果たした後も仕事が残っていたり、家に帰ってからの家事が残っていたりするので、バテてしまいます。
一日一食にするなら、おすすめはお昼または、夜です。
一日一食をダイエット目的でするのは間違い
一日一食を始める理由として多いのは、きっとダイエットだと思います。
食事量を減らせば摂取カロリーが減って体重も落ちるんじゃないかと思っている人が多いんだと思います。
でも、これは私自身が実感したことですが、体重は減りません。むしろキープされたので健康を維持することくらいにしかならないんだと思います。
私の場合、持病を抱えている以外は内臓とかは健康体なので、それをキープするにとどまったということですね。
お昼一食にしたらどうなった?
お昼一食だけにして起こったメリットとデメリットを紹介しておきます。
お昼一食にしたメリット
お昼一食だけにしたメリットとして、会社の昼休憩を充実させることができる、というのがあります。
お昼休憩はどの会社でも12時~13時だと思います。接客業の場合は前後することになると思いますが、それでも大体このくらいの時間になるでしょう。
その昼休憩を「食べる」という行為で過ごすことができるので、午前中のストレスを一時的に発散させることができます。
その為、おなかを満たし、すっきりした状態で午後を迎えることができるので、「もうひと踏ん張り」という気持ちで仕事に戻ることができます。
お昼一食にしたデメリット
お昼に食事をするデメリットは、午後一発目のやる気とは裏腹に眠気が襲ってくるっていうことです。
13時に仕事を再開してからものの30分か1時間くらいでさっきのやる気はどこへってくらい眠くなります。
集中力を欠いてしまうわけです。。
これが最大のデメリットですね。。私も家で仕事をするようになった時、このデメリットに襲われていました。。
家とはいえ仕事はあるのでやっていましたけど、飲み物を飲んだりしながらなんとかっていう感じでしたね。。
一日一食を夜にしたらどういう変化が起こったのか
では、一日一食を夜にしたらどうなったのかを紹介しますね。
間食が減った
お昼に食事をしてから次の日のお昼までは食べない生活なので、どこかで口が寂しくなってきます。
なので、食べたかったら多少食べるっていうルールを作っていたので夜にパンをかじったりとかしていました。
一食にあたらないようにしていましたけど、妙に間食を欲する時が多かった気がします。
それが夜一食になったら自然と減りました。食べない日の方が多くなったんですよね。下手したら食べる時間を逃して夜ご飯の時間になってたっていうこともあったくらいです。
夜ご飯って家庭によって時間がバラバラですよね。一般的には19時とか20時くらいだと思いますが、私の実家のように23時過ぎに夜ご飯っていう家もあると思います。
何ならもっと早くに食べる家もあるかもしれません。
最も時間に個人差があるのが夜ご飯の時間なので、これが間食の時間とのバランスがとりやすく、「今間食しなくてもあと1時間くらいで夜ご飯だしいいや」みたいな感覚になるんですよね。
この意識の変化は大きかったです。
眠気があるまま眠れる
ご飯を食べることでおなかが満たされてリラックスタイムに入ります。そのリラックスした状態でその日一日を終えることができるので、眠いなって思ったまま本能のままに寝ることができるんです。
お昼だと仕事があるのでそうも言ってられないですが、夜はそういうのがありません。
なので、自然と人間の本能に従って生活ができるので、ストレスがほぼないのです。
寝ている間におなかを活動させながらも食べない時間を自然と作れる
人間は、食べない時間をある程度設けないと内臓も細胞も疲弊してしまうと言われているんだそうです。
食べないことで内臓と細胞を休ませ、仕事をさせない時間を作ってあげればいつまでも若々しくいられるんだそうです。
夜ご飯は、食べた後7時間とか8時間とか寝ますよね。
食べる時間によっては12時間くらい平気で食べない時間を作ることができます。
その為、自分で思わなくても自然と食べなくても生活できるので、効率的なんですよね。
夜ご飯が美味しく感じたり楽しみになったりする
これも大きい変化だと思います。
夜ご飯だけを食べるようにしたら、食べるのが待ち遠しくなったんです。今まで食べること自体がストレスだったのに、そんな私が夜ご飯の時間を楽しみにしているんですから驚きました。
それくらい食べる回数を減らすっていうのは、効果があるんです。
それから食べ物がおいしく感じるようになったのも大きいです。今までも別に美味しいと感じていましたけど、一日に数回食べると作業のように食べてしまったりします。
それがなくなって、楽しみが一つ増えたみたいな感覚なので、これはすごいと感じました。
空腹時間を16時間作るのが健康にはいい
食べ物を食べると、身体は消化しようとして必死に働きます。
消化するまでにはかなりの時間がかかってしまうんです。
それを数時間おきに食べてしまうと、身体は働きっぱなしになってしまうので、疲弊してしまいます。
食べ物を消化する以外の健康維持に能力をさけなくなってしまうので、老化が早まってしまいます。
ですが、しっかりと食べない時間を設けて、身体を休ませるようにすれば細胞を休ませることができるので老化を遅らせることができます。
老化を遅らせ、健康維持をするために必要な空腹時間は16時間とされています。
これは寝ている時間もカウントして問題ないので、睡眠を8時間取るのであれば、起きているときに8時間食べなければ問題ありません。
時間を分けても良いみたいですが、私の場合は一食なので一日のうちでほとんどの時間食べ物を口にしません。
なので16時間以上空腹時間を作っています。
これは「空腹」こそ最強のクスリにも書かれます。
最後に
夜ご飯だけに変えたら思った以上の効果があり、シンプルに食事へのストレスがより減りました。
私はそもそもロングスリーパーで、平気で12時間とか寝たりします。お昼の12時に起きるっていうこともあるくらいです(今はなくなりましたが)。
起きてからすぐは食べることができないので、朝と昼が自然に食べないことになります。その時の夜ご飯はすごく美味しいですよね。
食べ終わるのが惜しいくらいに。
おなかを満たすのが、人間にとってもっとも簡単に快楽を得ることができる行為です。ストレスを感じたら食べるっていうのは、手っ取り早くストレスっていう不快をなくして快楽を得たいと思うからです。
普通はそれを制限したら不快なので機嫌が悪くなったりするものですが、一日の終わりに楽しみが待ってると思うだけで、その日一日を心穏やかに生きられるんですよね。
これは一日一食を夜にしたことで得られた大きな学びだったと思います。
また、食べないことで老化を防ぐことができるのであれば、すごく簡単でシンプルですよね。
そうは言っても、若返り効果とか老化を防ぐ効果があるっていわれてもピンとこない人もいると思います。
なので、私自身が体験したことをまとめた記事もありますので、こちらもあわせて読んでみてください。
私の体験から感じたことをまとめています。
食欲が旺盛で「一日一食にするとか、16時間食べないとか無理」っていう人や、食事の量は変えたくないって人はこちらをどうぞ。
この記事は食欲がない時用に書いた記事ですが、食事の量を減らしたくない人にも有効だと思います。