人は一芸に秀でていると、それだけで生活ができてしまうことがあります。
が、逆に一芸に秀でているからこそできない欠点もたくさんあります。
それこそ私みたいに生活力が皆無だとかね。
親は子供にたくさんのことを押し付けます。
それはお金のことや結婚のこと、はたまた人間性とか常識的な事とか。
誰でもできることだと思ってか、それとも自分はできるから相手もできると思っているのか、それはわかりませんが、とにかくたくさんの荷物を背負わせようとしてきます。
でも親も一人の人間です。
失敗もするし、欠点もあります。
親の期待を全部背負って生きようとしてしまうと、それはもう親の人生を自分が生きていることになってしまいますよね。
なので、どこかで親の期待を裏切らないといけなくなります。
そうしないと自分の人生を生きることができないからです。
期待を裏切ることは決して悪いことじゃなくて、自分の気持ちややりたいこと、できないことへの捨てる生き方とかを選んで生きているっていうことなので、自分の人生を生きることに直結すると思っています。
私はたくさんの親の期待やおじいちゃんの期待を裏切ってきました。
それは私が期待にそう生き方ができなかったということもありますが、私自身がその生き方を望まなかったから。
私は私の人生を生きる、誰でもない自分自身の人生を生きていく。
そこに他人の助言はいらないんです。
会社に就職して安定した収入を得なさいと言われたけど、役者を志して事務所に所属しました。
それからもたくさんの転職を繰り返したけど、どれも安定した収入を得るという意味では程遠いものばかり。
でも私は幸せでした。
私は私の思った生き方をして、そこで納得できる成功を収めてから次のステップに進んでいるから。
お金に縁がない私の人生ですが、やりたいことをできているっていう縁には恵まれていました。
そしてそれは今も同じです。
絵描きとして走り出したのは3年前。
本格的に始動したのはそこから1年半以上経った2019年ごろ。
そしてフリーになった2020年にはたくさんの挑戦をしてきました。
今年はもっともっとやりたいことをやる。
作業メインの年にしようと思っています。
私の生活力のなさは割と絶望的で、掃除とかの家事全般ができません。なのでものを減らした散らかりようのない部屋にしたわけですが(笑)
さらに、常識的に人が来るときには掃除しなさいって言われているのに、それができません。。
これはいつも親にやんや言われますが、私には不得手です。
もはや手放しました。やらないことにしました。
時たまクイックルワイパーで床を拭くくらい。
それくらいしか私はできない。
ちなみに、社会のレールに沿って歩いていくのも苦手でした。
人の下で働くっていうことが根本的に苦手だったわけです。
ただ逆に、人の上に立って仕事をするのは多少はできました。でもそれもお店とか会社とかでかい組織の中の一パーツとして働くという意味では変わらなかったので、結果的には全部ダメでした。
私は一人で作業をして、自分で働くことしかできないんだっていうのを完全に思い知りました。
フリーランスになって、仕事が減ったことを嘆くのではなく、「これで好きな絵をずっと描いてられる」って喜んだくらいです。
周りの人からしたら就職先を探しなよって思うかもしれませんが、自分自身が苦手だと思い知った以上、それは選択肢にありません。
つまりは、絵を描くという才能をもらった代わりにそれ以外のことが全くできないんですよね。
専門学校に通っていた時には、表現というもの全般が割とそつなくできる優等生だったので、そもそも表現という分野が得意なんだと思います。
人間としては欠点だらけで、どうしようもない人だけど、それでも楽しく自分の人生を生きています。
イラストレーターにも2パターンがあります。
依頼をもらって絵を描いて生計を立てていくパターンと、依頼で描くことができずに自分で自由に創作して収入を得る道を構築していくパターンです。
私はというと、どっちもやっています。
SNSアイコンの制作やロゴ制作などを請け負ったりもしますし、自分で創作した絵をまとめた画集をkindleで出したり、ポスターにして販売したりしています。
お仕事はこちらから。
通販はこちらをどうぞ。
kindle画集ははサイドバーにリンクがあるので、そちらからどうぞ。
どっちも自信作になっています。
とまぁ、私はこういう生き方が一番合ってるわけです(笑)
なので、この生き方を貫いていきます。
そして、とにかく今年を生きる。
一日一日を生きていく。
生きてもっともっと絵を描く。
もっともっと表現して、見てくれた人の「何か」になってもらえるように努力を続けます。
努力というと大ごとですけど、私は大したことはしません(笑)
趣味のような感覚で仕事をするだけです(笑)
私にとっての脳のごみを捨てる生き方は、これを読んでよりクリアになりました。
「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!
という本です。
この中には、脳のゴミとなっているものを手放して、本当に必要な事を手に入れる方法が書かれています。
それから、「さあ、本当の自分に戻り幸せになろう」という本も役に立ちました。
手放すこと、いらない重い荷物を降ろして楽に生きていく、ということがたくさん書いてあります。
本を読むことで学習して、今の自分は重荷を降ろして本来やりたかったことをやっている素直な自分なんだ。それで良いんだと思えました。
器用じゃないから、不器用なりに生きていく。
それがこれからの私の人生です。