私の中の妖精さんたちの世界は、しっかりとした設定があります。
ですが、それ以前に私のストーリーの原点を少しだけ書こうと思います。
自分の世界観の原点を探るのって、わりと面白いなぁと思いながら書こうと思います(笑)
- 生まれてすぐに原点となる歌
- 世にも奇妙な物語の世界観
- 妖精好きの原点
- コーヒー好きがきっかけ
- ビターちゃんの設定やストーリーは銭天堂やオムニバスを参考に
- ポップで怖いの原点
- 大衆店を目指すか個人店を目指すか
生まれてすぐに原点となる歌
私のストーリーの世界観の原点だと思われる歌があります。
それが「まっくら森の歌」です。
みんなのうたで流れていたもので、1985年に初めて放送されていました。
私が観て聴いていたのは、再放送されていた80年代後半から90年代の初めくらいでしょうね。
この曲は、みんなのうたの中でもわりとダークで不思議な世界観をもっていました。
まっくら森という不思議で奇妙な世界の話が書かれています。
当時からこの世界観がすごく好きでした。何とも言えない怖さや不気味さがクセになっていたんですよね。
怖さはあまり感じなかったと思います。むしろすごくのめり込んで聴いていましたね。
世にも奇妙な物語の世界観
私がオタクを公言している世にも奇妙な物語。
私は初回放送から観ていて、すごくはまっていました。
作品全体に流れる異様な空気感や奇妙さ、怖さが大好きでした(今でも観てて好きですが)。
ストーリーのどんでん返しや伏線の回収に関するものは、ほぼこの作品から学びました。
実際に自分で絵本という形でストーリーを描くようになった今、大きく影響を受けているのを痛感しています。
不思議な世界観を持ったものが大好きなのは幼少期からの触れてきた作品が大きく影響しているのがよくわかります。
妖精好きの原点
私が妖精が好きになった原点は、そもそも小さい生き物が好きっていうのがあります。
古くはディズニーのティンカーベルだと思いますが、観てきた作品の多くに小さい生き物が出てきます。
例えば、神風怪盗ジャンヌのフィンとか、セーラームーンのルナ、とんでぶーりんのトンちゃんとかですかね。
小さい生き物に魅力を感じていたことが、ビターちゃんのような妖精さんを生む原点になっています。
コーヒー好きがきっかけ
ビターちゃんが生まれたのはこのブログでも過去に書いたことがありますが、コーヒー好きが原点です。
いつもカフェにいたのにコーヒーのキャラクターを描いてないなって思って、その場でデザインしてみました。
デザインしたのは2020年3月末。
そこから長らく描いてなかったものを2021年にラインスタンプに使用したことでまた新しく描き始めました。
それからデザインを少しずつ見直して今の形になりました。
コーヒー好きじゃなかったら多分生まれてないですし、カフェが好きじゃなかったらカフェを舞台に描かなかったと思います。
ある意味一番好きな場所を舞台に描けているのはうれしいですし、そこまでの実力を少なからず付けることができたのは成長できたなと思います。
ビターちゃんの設定やストーリーは銭天堂やオムニバスを参考に
ビターちゃんの設定の参考にしたのは銭天堂です。
Amazonプライムビデオで銭天堂を初めて観たとき、その世界観がはまって一気見しました。
今でも放送は続いてますけどね(笑)
不思議な世界観という意味では週刊ストーリーランドという番組も好きでした。
週刊ストーリーランドに出てくる不思議なものを売るおばあさんのシリーズが大好きで、それを楽しみに観ていた部分もあります。
4ページ絵本は私の思い付きでしたけど、昔からオムニバス系の作品は好きでした。
それこそ週刊ストーリーランドもオムニバス形式のショートストーリーでした。
そもそもホラー系やオカルト系はほとんどがショートストーリーですよね。
怪談新耳袋なんかもそうですよね。
そういうショートストーリー等が4ページ絵本の原点なのかもしれません。
ポップで怖いの原点
ポップな絵なのに展開がトラウマになるものって数多くあると思います。
私の原点は、幼少期の頃に観た「アエイオウ(A.E.I.O.U)」だと思っています。
いわゆるクレイアニメ(砂アニメ)作品で、5人のポップなキャラクターが出てくるポップなモンスターにバイオリンで対抗して解決させる、というストーリー展開になっています。
ただ、展開がわりとダークであったりトラウマになるような展開が多いことでも知られています。
ポップ×ダークっていうのは、もしかしたらここからきているのかなって思います。
昔のNHKのこういうアニメって、わりとトラウマ展開になったりするものもあるので、そういうものの影響は少なからず受けていると思います。
本人が忘れていても潜在的には覚えているものなので、自然と引っ張り出していてもおかしくないですよね。
もう一つ昔のNHKアニメで言えば、ニャッキですかね。
ニャッキは芋虫のキャラクターで、これもクレイアニメでした。
毎回テーマに沿ったものにニャッキが遭遇するわけですが、普通に考えたらこれわりと怖いよねっていう結末を迎えます。
車にひかれそうになって助かったと思ったら人に踏まれるとか、風で飛んできたタオルの下敷きになってはい出たと思ったらタオルともども飛ばされるとか。
昔は何気なく観ていましたけど、よく考えたらポップな中にダークさやホラー感が隠れているような内容なんですよね。
両方に共通するのは「セリフが一切ないこと」です。
感情を観ている私たちが想像しないといけなくなるので、自然と没入できてキャラクターの視点になって考えることになります。
それが想像力を掻き立てられて怖くなるんです。
そういう作品を多く見てきたからこそ、今のストーリーの構築の仕方ができているんだと思います。
大衆店を目指すか個人店を目指すか
大衆に受ける作品を描くのか、コアだけどわかってくれる人に向けて描くのか。
ここはまだ答えが出ていません。
でも、こうやって自分の原点を探っていくことでどういうのが描きたいのかはわかってきました。
それを絵本としてどう消化させていくのかは、難しいところだと思っています。
悩み続けると思いますし、一生付きまとうかもしれません。
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