私には嫌いな言葉があります。
頑張れ
です。
この言葉は、時に人の命を奪いかねない狂気をはらんでいます。
誰にでも言っていい「万能な言葉」ではありません。
すぐに頑張れって言葉を使わないこと
日本人は、すぐに頑張れって言葉を使います。
決して悪い言葉ではありません。
その言葉は、時に人を勇気づけ、時に人のやる気を復活させ、時に人にパワーを与えます。
でも逆を考えてみましょう。
この言葉は、時に人を限界をこえてまで突き動かしてしまい、時にプレッシャーで押し潰し、時に大切な人を亡くす言葉になってしまうこともあります。
頑張れの漢字は「頑なに張り続けろ」と書きます。
張りつ続けるというのは「ストレスをかけ続けろ」とも捉えてしまうこともあります。
人間の一番の天敵は、ストレスです。
ストレスが原因で色んな病気を発症してしまいます。
その根底にあるのは人からの「頑なに張り続けろ」だと思うのです。
頑張れを言ってはいけない人がいる
頑張れは応援の言葉ですが、その言葉を言われ続け潰れてしまう人も多くいます。
私がそうでした。
私自身、この言葉を言われるのが嫌いなのですが、なんの気無しに言ってくる人の方が圧倒的に多いです。
今はこの言葉を受け取らないようにしていますし、言われても流すようにしていますが、まともに受け取ってしまっていた時期がありました。
その結果、私は外で働くことができなくなってしまいました。
私自身がそもそも社会に馴染めなかったというのもあるんですが、まともに受け取りただただ耐えながら働いてしまったからために体調を崩してしまったのです。
元々嫌いな言葉でしたが、より嫌いになりました。
なので、私はこの言葉を一切使いません。
別の言葉を使って、優しく背中を支えるニュアンスに置き換えて話しています。
余談ですが、私はヒーローショーを観に行った時、頑張れという応援の言葉を言ったことがありません。
ビターちゃんの絵本でもこの言葉は使わない
ビターちゃんの絵本の根底には「頑張れで済ませない」というのがあります。
この言葉を使ってしまえば楽ですが、狂気にもなり得る言葉なので私の中の禁止ワードにしています。
ブログの中でも一回もこの言葉が出てきた記事はないはずです。
全部別の言葉に言い換えて書くようにしています。
その方が語彙力は上がりますし、その人を傷つけずに済むからです。
英語には励ます言葉がいっぱい
英語には励ます言葉がいっぱいあります。
日本語にした時、「君なら大丈夫だよ」とか「その調子」とかです。
日本語にした時、これだけの励ましの言葉があるのに「頑張れ」を簡単に使ってしまうのは私は悲しいです。
日本語は、世界でも類を見ないくらい美しい言葉で溢れている言語です。
夏目漱石がI LOVE YOUを「月がきれいですね」と和訳した話は有名ですが、これこそ日本語の美しさの最たるものだと思います。
私はこの話大好きなんですよね。
私が言葉を使いこなせるかと言われるとそうではないと思います。
でも、私なりの言葉で発信することはできます。
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