プロ絵本作家としてデビューしてから3ヶ月弱経ちました。
新人作家ですが、たくさんの方に手にとってもらうことができました。
そして、手にとってくれた方からの感想をもらうことも多くあります。
もらった感想はどれでも嬉しいものばかりで、とても好評なのがわかってホッと安堵しています。
やっぱり発売するっていうときには、少しだけ心配もありました。
でもその心配は今のところはいらなかったようです。
受け入れてもらえて嬉しい
ビターちゃんの絵本は、もちろん自信満々に発売しました。
でも新人作家です。
新人の作品は、わりと博打があるのも一読者の立場として考えるとわかります。
私も新人作家さんの本はどうしようかなって考えたりしますしね。
さらに言えば絵本です。
小説ならまだしも絵本は余計にそういうのがあるのはわかっています。
なのでやっぱりどこか不安もあるんですよね。
でもとても好評な意見ばかりをもらうことができて、滑り出しとしては良かったと思っています。
中には「ページをめくらされた」と言ってくれた方もいました。
絵本を作る中で、ページをめくってもらえるように工夫したことはたくさんありましたけど、それがうまく形になっていたんだなって思えて嬉しかったです。
「かわいかった」という意見もありました。
純粋に絵を気に入ってもらえたんだという気持ちもありましたけど、それ以外は感想がないとも捉えることができます。
そこは二つの捉え方で「もっともっと精進しないとなぁ」と身が引き締まる思いもしました。
そういったことからも、ビターちゃんの絵本は良い滑り出しだと思っています。
自分なりの反省ももちろんある
とても喜んでもらえいて嬉しいのですが、自分なりの反省点もあります。
それは2作目以降で成長した姿を見てもらえればいいかなと思っています。
絵に関してなのか、文章に関してなのか、はたまた両方なのか。
それは私が抱える反省点です。
必ず乗り越えて、シリーズが続いていくにつれて完璧を目指していこうと思っています。
ディズニーは「永遠に未完成だ」という言葉が有名です。
ディズニーに限った話ではないと思うんです。絵本も、もちろん絵だけに関しても永遠に未完成だと思います。
完成された作品であっても、作者が見た時「やっぱりここはこうであってもよかったんじゃないか」と思った瞬間、未完成になると私は考えます。
なのでビターちゃんに絵本も、発売してもそれが完成されたものではないと考えています。
未完成な部分は、読者の方が完成に導いてもらいたいと思っています。
読んでくれた方が、それを解釈し、自分の中に落とし込んだ時にこそその人なりの完成があると考えています。
大人は絵本を読みませんが、大人にこそ絵本を読んでほしいと私は考えています。
絵本はそぎ落とされた純度の高いエンタメです。
「わかりやすさ」という殻を被せていますが、大人はそれを破って落とし込むだけの経験と感性を持っています。
大人だからこそ届く言葉がありますし、エモみを感じます。
「ぼく モグラ キツネ 馬」という絵本があります。
大人が読むものとして十分に耐えうる絵本です。
とても深いことが書かれていて、私も読んで心が動かされました。
こういう体験をしてほしいと思うから私はビターちゃんの絵本を大人向けにもなるように作りました。
そんな純度を高めた絵本がたくさんの人に届き、その人の人生を豊かにしてくれていると考えると、絵本作家冥利に尽きます。
2作目は初稿から修正が入り2稿を出しました。
修正は続くかもしれませんが、良いものを作ろうとして妥協せずにやっているので是非期待していてください。
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