絵を描く上での素材を探すとき、一般的にはキャラクターの描き方とか髪型素材とかを探すと思います。
その他の素材はネットで検索すれば出てきますしね!
私の場合、そもそも立ち絵的な絵を描かないので、わりと構図が大事になってきます。
立ち絵的な構図だったらたくさんの構図が出てきたりしますけど、ヴィネット的な風景の中にキャラクターがいるような自然な構図は、なかなか出てきません。
なので、雑誌とか写真集に掲載されているような写真が、素材としてはすごく大事なのです。
手元にある雑誌
今私が持っている雑誌は、LIVESと北欧テイストの部屋づくりの2冊です。
LIVESの方は、この号は職住一体がテーマになっています。
仕事場と住居が一体となった家の特集が組まれてて、おしゃれな木造の家に工夫された作業スペースの写真がたくさん掲載されています。
今はリモートワークが主流になっていて、会社に出勤しないのが普通になってきていますよね。
その為、家の中で快適に仕事をする環境が求められます。そういうのを特集してくれているので、見てるだけでも楽しいです。
もう一つは、北欧テイストの日本とはちょっと違った文化の部屋が特集された雑誌。
こっちは、LIVESとは違ったタイプの部屋が多く掲載されていて、これはこれで異文化の家づくりが見れて楽しいです。
どっちも、色んな角度から写された写真が数多く掲載されているので、単純に構図の参考にできますし、小物素材としても使えます。
思いつかなかったような見方ができたり、「この構図でこういうのを描いてみたいかも」っていうきっかけ作りにもなります。
本は持っておいていい
ネットで探せば数多くの写真を一度に無料で見ることができるので良さそうにも感じますけど、逆を言えば思い描く構図の写真にたどり着けないということでもあります。
それに、プロが撮影したものと素人が撮影したものが混在しているので、どれが本当にいい構図なのかの判断がしづらいです。
その点、本になっていれば、プロが数多くの写真素材から厳選して掲載してくれているので、間違いありません。
同じような構図で自分のオリジナルなものを描きこむことで、失敗しない画作りができるんです。
それは本の価格である1,000円ちょっとの何倍もの価値があります。
素材はやっぱり自分でお金を出して買う方が確実ですね。
構図を使わなくても小物が役立つこともある
写真の構図をそのまま使わなかったとしても、写っている小物がヒントになることもあると思います。
そういう意味でも本は非常に参考になりますよね。
例えば、雑誌に載っているコップの形が気になって文章を読んでみたら、その形が何なのか、どういう呼ばれ方をしているのかがわかります。
それをネットで調べて色んなパターンを探し、良さそうなものをチョイスして自分の絵に取り入れるっていうこともできます。
きっかけ作りにも使えるのは本の良さです。
雑誌は入れ替わりが激しいので過去の号に関しては手に入らないこともあります。
なので、気になったらまずは迷わず買ってみて、保存しておくことが大事かなと思います。
どこで役立つかわかりませんし、絵に関しては役立たなかったとしても自分の部屋の模様替えに役立つかもしれませんね。
何かに役立つからといってものを手放さないのはよくないですが、絵描きに本はその対象ではないです。
良い素材をたくさん所有することが、良い作品を描くことにもつながりますし、上達します。
気になったら迷わずに買いましょう!
LIVESはこちらからどうぞ。
北欧テイストの部屋づくりはこちらからどうぞ。