テレビで節約を達成した人の特集をやっているのを数か月前に観ました。
何人か紹介されていたんですけど、そのうち2人はモノを減らしたしたり、片付けたりしたことで節約を達成した、って言ってました。
やっぱりシンプルな生活をし始めて、物と向き合う時間を作ると、自動的にお金が浮くもんですよね。
私もシンプリストになってからお金がちゃんと残るようになったので、やり方は間違ってなかったんだなって思いました。
じゃあなんで物を減らしただけで節約になったのか。
部屋がきれいになり維持したい気持ちが出るから
1万円札を持っているとき、できるだけ崩したくないからって持っている小銭で買えるものをあえて買ったりしませんか?
でもいざ1万円が崩れてしまったらどうでもよくなって結果的にお札がお財布からなくなったっていう経験、あると思います。
お部屋もこれと同じ原理が働きます。
物が溢れていて、それなりに散らかっていると、気にならなくなってどんどん物を買ってしまいます。
でも一度きれいに掃除すると維持したくなりますよね。
これを強制的にできるのが「ミニマリスト」や「シンプリスト」だと思っています。
物を減らして、散らかりようのない状態にすれば、いくら散らかしても限度があるので「1万円崩したくない理論」が発動します。
自動的にこれが発動すれば、意識しなくてもいつの間にか物を衝動買いする回数が減り、ちゃんと吟味したうえで今持っているさよならできる物と交換するように買うことができます、
そして、不要だと思ったらそこで思いとどまることができるので、結果的にお金を使わなくなるのです。
便利で使えそうだなって思うものは代用できる
世の中に溢れている便利な物は、そのほとんどが家にある物で代用できます。
そう考えれば、別に買わなくても工夫すれば生活できるって思えます。
そして、別段買わなくても生活はできてしまうものです。
今家にあるお気に入りのもので問題なく生活ができるなって思ったら、買わなくても良いかなって気持ちになって、結局買わずに忘れているっていうのが多くなりました。
後悔しなかったうえに忘れているっていうことは、そこまで欲しいものではなかったってことなんですよね。
固定費も見直すようになった
シンプルな生活をすると、次に目に付くのは「固定費の見直し」です。
毎月必ず抜けていく固定費は、生きていくうえで必ず襲ってきますよね。
自発的にする買い物の費用は減らせても、固定費はなかなか見直そうって思えないには、そこに意識が向く暇がなかったからだということに気づきました。
で、色々と見直していく中で、削れるのは光熱費とスマホ代だということに気づきました。
最初にしたのは光熱費の見直しで、電気とガスをおまとめできる東京ガスに変更しました。
これによって費用はだいぶ抑えられるようになり、秋になると1万円近くになる電気代をガスと含めて5,000円くらいにすることができました。
次にやったのは3大キャリからの解約と格安SIMへの変更です。
毎月スマホ代に1.3万円もかかっていたのですが、これに変更してからの最初の月の支払いは半分以下になりました。
そもそもそこまで使わなければ2,980円から上がることはないので、それを考えるとかなりの節約ですよね。
これによって余計な費用がかからなくなり、だいぶ残せるようになりました。
まとめ
結局一番言いたいのは、「1万円崩したくない理論」と「シンプリストの生活」は同じっていうことです(笑)
部屋にある物を見直して、必要なものだけを持つようになると、それが生活する上での1万円札になります。
そして、その1万円札を崩さないように生活をすれば、自然と物を買う機会は減り、結果的にお金を使わなくなります。
そうすれば節約しようと思わなくて、かってに節約になってくれるのでお金は残るようになります。
節約の第一歩は、「物の断捨離と物の数を把握すること」からなのかもしれませんね。