「自分で描いたイラストをSNSにアップしたのに全然いいねがされない」って悩んでいる方、結構多いんじゃないでしょうか?
今の時代、描いた絵を公開する場所はたくさんあります。主にSNSが一般的ですよね。
Twitter、Instagram、pixivが代表的でしょうか。
とりわけTwitterは、SNSを利用する人の多くがアカウントを持っていて、毎日誰かしらが開いて情報を仕入れたりつぶやいたりします。
テレビを観ながらのTwitterなんかも当たり前になりました。
拡散力の高いTwitterに絵を公開するのは、大衆の目に触れる機会としては非常に高い効果を発揮してくれるのです。
が、大きな問題は「全然いいねやツイートがされない」ということ。
自分よりも上手い人がアップした絵はすぐに何十とか何百とかのいいねがついたり何十ものリツイートがされていたりしますが、そうでもない絵でも同じような現象が起こることがあります。
なぜ??
これを私なりに分析してみたいと思います。
ただし、分析はそもそも得意ではないので、的外れなこともあると思います。あくまでそういう考え方もあるんだねくらいで読んでくれると嬉しいです。
そもそも利用している層が全然違う
これは前にも記事で書いた内容でもありますが、SNSを利用している層と自分の描いた絵の需要がマッチしていないからいいねやリツイートがされないのではないかということです。
ではもっと深堀りしてみましょう。
Twitterの2020年現在の利用者数は4500万人だとされています。対してInstagramは3300万人とされています。
アクティブ率や男女比などを比べてみるとこうなります。
アクティブ率 | 70.20% | 84.70% |
男性利用者 | 52.30% | 43.30% |
女性利用者 | 47.70% | 56.70% |
利用者に対してTwitterはアクティブ率がそこまで高くなく、7割程度にとどまっています。
対してInstagramは8割以上のユーザーがアクティブユーザーになっています。つまり、Instagramの方がよく利用されているということです。
そして男女比に関しては、Twitterの方が男性ユーザーが多く半分以上で、女性ユーザーは4割強となっています。男性の方が多く利用しているのがTwitterなわけです。
この数字はあくまで純粋な男女比を比べたものです。芸能人の方の利用者もそのほとんどが利用しているため、女優さんやタレントさんもこの数字に含まれています。
それを考えると、一般の女性ユーザーはそこまで多くはないかもしれません。
対してInstagramは、女性ユーザーが半数以上で5割強、男性ユーザーは4割ちょっとです。こちらは圧倒的に女性ユーザーが多いという結果になりました。
中にはTwitterはやらずにInstagramだけをやっている人も多くいます。
Instagramは写真をメインにしているSNSなので、写真撮影が好きな女性からの指示が多いことになるわけですね。
データから見るイラストの層の違い【Twitterの場合】
これらのデータを見たとき、私は思ったことがあります。
「男性ユーザーが多いTwitterでいいねが増えないのはアニメ的な可愛い美少女をアップしていない」からいいねがされないんだ、ということに。
男性の思考は割と単純にできているのは化学が証明してくれていますが、簡単に言えばこういうことだと思います。
アニメタッチの美少女の絵はたくさんのいいねやリツイートがされている印象がありますが、それ以外の絵に関してはそこまで多くのいいねやリツイートがされている印象はありません。
中にはすごすぎる絵がバズっているっていうこともありますが、あれは圧倒的な画力の差をみせられて、思わず「すごっ・・・」って思わされてしまったからいいねを反射的に押しているにすぎないんだと思います。
そこまでの圧倒的な画力がない人がいくら一生懸命に絵を描いたとしても、アニメが好きで美少女が好きな男性ユーザーにささらなければ、どんなによくできていてもいいねはされづらいということでしょう。
アクティブ率を見てもそれは明らかで、Twitterのアクティブ率が7割なのは男性が率としては多いからだと思います。
男性は熱しやすくて冷めやすい、つまりは飽きやすいというのが遺伝子として組み込まれています。
これは子孫を多く残さないといけない特性上、色んなものに手を出さないといけなかった過去の人間の遺伝子が残っているからでしょうね。
「コンテンツを作るなら少なからず女性ユーザーを対象にいれる」「女性特典を多くつける」というのは、男性に特典を付けてもアクティブ率が上がらないからです。
Twitterでいいねが欲しいと思ったら、この逆をすればいいので男性が喜ぶ絵を描いてアップすれは必然的にいいねは増えていくと思います。
データから見るイラストの層の違い【Instagramの場合】
対してInstagramの場合、ユーザーの多くは女性です。
アクティブ率が高いのも納得で、女性がメインユーザーなら当然でしょうね。
女性は一つのものに対して熱しにくく冷めにくいという特徴があります。
スタートダッシュは遅くても、一度はまるととことんのめりこんでいくのが女性の根本的な部分。
Instagramのアクティブ率が高いのも、女性がハッシュタグ検索をするのに利用されていたりするからです。
そして、女性は写真を撮る習慣があります。インスタ映えという言葉も女性から広まったもの。
つまりは、写真をメインにするInstagramと女性の特徴とは相性がとてもいいわけです。
対して男性のユーザーが多くないのは、男性は写真を撮る習慣も自撮りをする習慣もないからです。自撮りをしても男性はそもそも下手(笑)
盛れる角度を知らないのも男性ですよね(笑)
Instagramで絵をいいねされるためには、女性ユーザーにささる絵を描いてアップすればOKです。そしてハッシュタグを上手に使いましょう。
ハッシュタグがInstagramの唯一の拡散方法なので、適切に使ってあげることが大事です。
下手な使い方をすると逆に効果がなくなってしまうことになります。
Instagramに男性ウケのいいアニメ的な美少女絵を公開しても多分全然伸びないと思います。
それはユーザーの層が全く違うからです。Instagramでよく見かける絵はデザイン性が高く、シンプルな絵や絵画などです。
これらが描けないならInstagramに絵を投稿するのはやめた方が無難かもしれませんね。
私の絵はどうなのか
じゃあ私の絵はどうなのかっていうと、結論から言えばInstagramの方がいいねが多くつきます。
Twitterにアップした時には良くても10いいねくらいの絵が、Instagramにアップしたら40以上のいいねが付きました。
私の場合、アニメ系とデザイン性の中間的な感じなので、Instagramの方が相性が良いのかもしれませんね。
ハッシュタグをつけても伸びないのは文章が下手だから
ハッシュタグを利用してアップしているのにいいねが付かないのは、単純にいいねを押してもらうまでの導入部分の文章が下手である可能性があります。
絵はそこそこ描けていても文章が下手だとスルーされてしまいます。
また、絵だけをアップするのもNGであることが多いです。
有名な絵師さんであればフォロワーも多いですし、それなりに名が知られているので絵だけをアップしてもすぐにいいねが付きます。
が、そうではない人が絵だけをアップしてもいいねを押してもらえるなんてことは無理です。
しっかりと文章を書いて、そのうえで絵をアップしないと誰の目にもとまることはありません。
ハッシュタグをちゃんと利用する
それから、ハッシュタグを使っていないのもダメ。
Twitterにおいてはハッシュタグを使わない人の方が多いですが、これでは絵が見られません。
多くの人の目に止まらせる手段としてはハッシュタグは必要になるので、必ずつけるようにしましょう。
ただし、気を付けたいのはハッシュタグの数。
Instagramの場合はハッシュタグをたくさん使うことこそ大事なわけですが、Twitterは違います。
何十個もハッシュタグを使うと、逆に毛嫌いされてしまいます。ハッシュタグは厳選した4つくらいまでにするようにしましょう。
私は普段つけても3つまでにしています。
そもそも絵がただ下手なだけ
元も子もない話ですけど、Twitterでは下手な絵はいいねがされないという悲しい現実があります。
ヘタウマなら可能性はありますが、ただ下手である場合は論外になってしまいます。
これはもう描き続けて磨くしかありませんね汗
愛嬌がある絵ならばワンチャンあるかもしれません。
まとめ
全体をまとめて一言で言うと「自分の絵がどういうジャンルのものなのかを把握してアップするSNSを選ぼう」っていうことです。
男性ウケを狙うならTwitterです。
女性ウケを狙うならInstagramです。
これは数字を見れば見えてくることなので、明らかでしょう。
どっちに向いているのかわからないのであれば、両方のアカウントを取得して同じ絵を両方に同じくらいの時間にアップしてみると良いでしょう。
いいねがより多くついた方が、あなたの絵がどっちに向いているのかがわかると思います。
今回は省きましたけど、pixivに関しては簡単です。
「クオリティの高い絵がいいねされる」
です。
プロが描くような絵はいいねが多くつきますが、そうじゃない場合は固定のファンを増やさないといいねは増えません。
絵の世界は厳しいですよね。
ブログ村始めました。
ポチっとして応援よろしくお願いします。
↓↓↓