3月末ごろ、ブログから一本の連絡をいただきました。
Twinklという会社様からでした。
企画を読ませていただいた率直な意見としては、「なんで私にきたのかな?」でした。
何で知ってもらったのかはわかりませんでした。ただ、このブログも運営歴が5年なので、色んなキーワードで引っかかると思います。
なので、そのキーワードの中のどれかで知ってもらったんだと思います。
ただ、最初はメールをするのは少し躊躇したんですよね。
ブログのお問い合わせは大体が返信が来ないことがある
過去にもブログからご連絡いただいたことは多々ありました。
そのたびに返答をさせてもらっていたのですが、それ以降の連絡がきたことはありませんでした。
その為、今回もそんな感じなのかなって思っていたんですよね。
少しの間考えていたら、同じような内容のメールが2回目に届いた時、改めてしっかりと見極めて連絡してきてくれたのではないかと思ったんです。
そこで、しっかりと企画を読ませていただきました。
そこには、日本のトップブロガーさんに絵本を紹介させていただき、それを基にポスターを作成したいと書かれていました。
絵本作家として歩み出したタイミングでのお話だったので、何かの縁を感じました。
いい機会かもしれないと考えたので、参加を決めた、というわけです。
Twinklという会社様
Twinklという会社様はイギリス北部のシェッフィールドという場所から始まったデジタル教育教材を扱っている会社です。
現在イギリスでは80%以上での利用がされているようで、日本でも2万人以上の方が利用しているようです。
ペーパーレス化が進んでいる今、デジタルでの提供というのは主流になっていくのでしょうかね。
日本ではまだまだ教科書は紙媒体になっていて、ここ最近見たツイートでは奈良美智ささんの絵画が美術の教科書の表紙に採用された、なんていうのもありました。
とはいえタブレット学習も進んでいるので、デジタル化は進んできています。
Twinklでは、キャラクターとコラボした教材も扱っているようなので、家でできる学習に力を入れているのではないかと、私は思いました。
Twinklさんのサイトはこちらですね。
https://www.twinkl.jp/blog/twinkl-japan-introduction-blog
紹介として参加させてもらったポスターは、許可をいただければこの記事でリンクを貼らせていただきますが、今はまだ載せても問題ないかわからないので伏せておきます。
私の他にも数人のブロガーさんが参加されているようです。
追記
会社様からご返答をいただきまして、載せても問題ないとのことなのでURLを載せさせていただきます。
https://www.twinkl.jp/blog/international-childrens-book-day
絵本という媒体
私も生業としている絵本という世界。
縮小傾向にあるとされてはいますが、まだまだ全然生き残っています。むしろ絵本はずっと読まれ続けるものであり、数十年前の作品が今でも本屋さんに新品として並んでいる数少ないジャンルです。
普遍的なものがあるので、教育にはもってこいですよね。
私も自分が昔から読んでいて引っ越しを経験しても捨てずに残していた絵本を紹介させてもらいました。
私が紹介させてもらった絵本も初版は1977年11月なので、もう45年前になります。
でもいまだにAmazonとかで買えますし、シリーズとしても出ています。
絵本作家の良さはここにあるんだと思います。
読まれ続ける限り本屋さんにおいてもらえますし、子どもたちの中に生き続けてくれます。
そんな不変さに魅力を感じます。
私もそんな絵本が描きたいと強く思います。
参加に際して考えた「何を紹介しようか」
参加するにしても、どんな絵本を紹介しようか迷いました。
手元にある絵本を改めて読み直して候補はいくつかに絞りました。
今回は紹介しませんでしたけど、「こっそりどこかに」という絵本も面白いです。
この絵本は、怖い絵本でもあるのですが、妙な魅力があります。
子どもが落としたおもちゃのパーツを探し求めて街を歩いてい探しまわる話ですが、背景がどれもこれも奇妙で不気味。
小さい子どもだと少し怖くも感じますが、大人でも若干ゾクッとする絵もあります。
そしてオチが「えっ!?」ってなりますね。
個人的には面白いと思ってますが、今回は見送りました。
でもこういう少し不思議な世界観の絵本は私のストーリーの根本的な部分では影響を受けていると思います。
ストーリーを作るときって、自分が最も影響を受けた作品とかジャンルに寄って行ってしまったりします。
ビターちゃんのストーリーも、一見ポップですがちょっと不思議な世界観です。
こうやって絵本と向き合い直すと色んなことが思い出されていいですよね。
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