ゆうりの日常

イラストレーターであり絵本作家でもあり、シンプリストでもある。ちびキャラ記事、シンプル生活の記事、商品レビュー、イベントレポートを中心に記事を執筆中

絵本はアイデアと気づきの勝負!名作絵本とはなに?

世の中にはたくさんの絵本が溢れています。

 

その中で、自分の絵本を手にとってもらうためには、工夫が必要になります。

 

マンガもそうですが、描きたいものと一緒に2つ以上のものをかけ合わせて一つの作品が出来上がっています。

 

そのかけ合わせ方によって個性が生まれたり目新しさが生まれたりします。

 

絵本も同じですが、絵本はことにアイデアや名作といわれるようになるためには工夫が必要です。

 

マンガに比べて手にとってもらいにくいのが絵本なので、その中でいかに勝ち残れるかが勝負だと思っています。

 

その点においては、私は少しは自分らしさが出せたのではないかと思っています。

私が導き出したアイデア

絵本を見ていると、ほとんどのものがシンプルなキャラクターにシンプルな背景だったりします。

 

子どもにとっつきやすいものを描く必要があるので必然的だと思っています。

 

その中で私の絵柄、ことにキャラクターに関しては絵本らしさはあっても絵本にはあまりないタイプだと思います。

 

少なくともこういうタッチの絵本を見たことはありません。

 

それでもある程度とっつきやすいように要素を削っています。

 

そもそもビターちゃんに関してはかなり前からあった私のキャラクターなので、そういう点は気にしていませんでしたけど、より可愛くなるように少しずつ変化を加えてきました。

 

私が目指したいものの一つに「普段絵本を読まない人にも手にとってもらいたい」というのがありました。

 

ある時期を境にして絵本はパタリと読まなくなりますよね。

 

時期は違えど小学生くらいまでで止まると思います。

 

そこから触れない人は子どもができるまで一切触れることはない本だと思います。

 

子どもがいない人の場合、より絵本に触れる時間は少ないでしょう。

 

でも、そういう人にこそ私の絵本は読んで欲しいと思っています。

 

私がきっかけになって絵本を少しでも読むようになってくれたら、それだけでも絵本業界に貢献したと思っています。

 

もちろんプロの絵本作家として自分の作品を出しているので、私の絵本だけを読んでくれるのも嬉しいです。

 

それだけでも絵本業界に貢献していると思っています。

 

その為に導き出したアイデアがビターちゃんやビターちゃんのふしぎなカフェで描いた内容だったというわけです。

名作の基準って?

名作の基準は、人それぞれで違うと思います。

 

有名絵本作家のヨシタケシンスケさんは「子どもが読んでキョトンするようなものが名作絵本だと思う」と言っていました。

 

これを聞いた時、「確かにそうだ」と思ったんですよね。

 

「めでたしめでたし、よかったね」でも全然いいと思いますし、そういう絵本は数多くあります。

 

でも心に残るのって何かが引っかかった絵本だったなと、思い返してみて改めて思いました。

 

じゃあ私も取り入れてみようと思ったんですけど、これを感覚で私はやっていることに気づいたんです。

 

ビターちゃんのふしぎなカフェを読んでくれた方ならわかると思いますが、一瞬「どういうこと?」ってなるような終わり方やビターちゃんの言葉に多少わからない部分があったと思います。

 

もちろんある程度の年齢の大人の人だったら理解できると思います。

 

でもそれを子どもが読んだ時に理解できるかと言われると、難しいところもあると思うんですよね。

 

その終わり方の余韻がまさしく「キョトン」の正体なのかもしれないです。

 

私の導き出したオチの付け方が、実は名作になる素質を持っているのかもしれないと感じた瞬間でした。

 

私が絵本を描くうえで大事にしたいものに関してはこの記事でも書いています。

 

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じわじわ広まって売れてくれればいい

マンガと違って絵本はそこまで一気に売れるといったことはないと思っています。

 

じわじわと売れていき、結果的に広まっていくようなイメージだと思っています。

 

店頭に並ぶ絵本は大体2週間しないくらい(10日程度)で面出しから外されて、売れなかったら店頭からも消えていきます。

 

そこからは一切売れないまま在庫になってしまうわけです。

 

でも私が出版した絵本はAmazonと直販サイト流通です。

 

売り切れることもないし、在庫過多になることも少ないです。

 

ずっと販売し続けてくれるので、じわじわと売れてくれればそれでいいと思っています。

 

1作目がある程度売り切ったというタイミングで2作目が出せれば、2作目を手にとってくれた方が1作目に興味を持って手にとってくれればまた売れるチャンスがきます。

 

そうやって絵本が広まってくれれば、私は嬉しいです。

1作目は私の手を離れた

絵本を発売した段階から作品は私の手を離れました。

 

あとは買ってくれた方の心の中で育ててくれればと思っています。

 

ふとした時に読み返したくなったり、ビターちゃんの言葉の部分だけをじっくり読んだりしてくれれば、この作品は完成します。

 

どういう読み方してもいいようになっていますので、心の中に少しでも残ってくれれば作者冥利に尽きます。

 

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