絵本作家だけじゃなく、本を出版したいと思っている人の多くはこれにぶつかります。
出版社が見向きもしてくれない、ということです。
多くの出版業界は、作品の持ち込みを受け付けてくれません。
メールで送られても見てくれないし、読んでさえもくれません。
作品を見てくださいとお問合せメールフォームから出しても完全に無視を決め込みます。
これでは一生新人作家が育ちませんし、デビューすることなく夢を無条件に砕かれます。
私もその一人です。
今のところ数社に電話してみても持ち込みは受けていませんの一点張りです。
何も書いてないところにメールを出したところで、時間がある程度たった今、返信はありません。
さて、どうしたものかといった状態です。
新人作家を育てる気がない
わかっていることですが、まず出版業界は体力があまりありません。
なので、売れるとわかっている作家の本はいくらでも出してくれますが、売れるかわからないこれからの作家の本は出す力がありません。
作家デビューしたくてもその力が出版業界にないので何もしてないのに夢が勝手に砕け散ります。
無残にも。
というか、無謀なんでそういうのはやめてくださいと、あなたの本なんて売れないから連絡してこないでくださいと言われているようなものです。
時間をかけてこの作家を育てていきたいという意思がまずないのでしょうね。
育てたいというのがあるとすればマンガ業界でしょうね。
マンガ業界に関しては、新人作家の持ち込みを受け付けていて、常に担当者が作品を見て評価してくれます。
でも絵本作家に関してはそこが正直非常に弱いです。これはプロの絵本作家さんも言っていました。
「絵本に関しては持ち込みは一切受け付けてくれないよ」と。
絵本作家になるにはどうすればいいのか
正直、ここは私も苦労しているところです。
同人作家として活動していくのが一番の近道かもしれません。
方法はあるのですが、これは話しても良いのかどうかがわからないので伏せておきます。
同人作家であれば、作った本を印刷所に自分で出して刷ってもらえば本ができます。
それをECサイトやSNS、即売会で売れば儲けが出ます。そうやって生計を立てていくのが、多分最も楽ですし、人の手もほとんど入りません。
作っているのは自分ですし、納得するものができたらだれにダメ出しされることもなく本にできます。
でも私は、今は商業出版を目指したいと考えています（今現在は）。
一つの方法の中には、自費出版という手もあります。
が、自費出版に関しては落とし穴があり、下手したら詐欺にあいかねません。
さすがに講談社さんのような名の知れた大手であればそういったことはないと思いますけどね。
恐さがあるうえに100万円とかのまとまった金額がかかってくるので、これから作家としてやっていくんだという人には無理な金額かもしれません。
プロの方も自費出版が悪いわけではないけど、出版社選びは気を付けた方がいい、と言っていたので、やはり詐欺が多い方法なんだと感じました。
お金を出せば本屋さんに本は出せますが、自費出版に関しては今現状私は乗り気ではありません。
もし完全に打ち砕かれたときには同人作家という手もありますし、1作目に関しては同人誌で出しました。
こうやってブログ等で出してますよってアピールしながら自分で稼いでいく方法も考えていかないといけません。
そもそも出版業界が閉鎖的すぎると思っている
本が売れない時代とされていますが、それでも本を出している人はたくさんいます。
それでも本を出すのはハードルがかなり高いです。
出版社が売れるとわかっている人ばかりを持ち上げて、新人を蹴落としていくから同じような内容の本しかお店に出ないんですよね。
これは由々しき問題だと私は思っています。
とはいえ、それでも出版社は保守的です。同じ本だって売れれば儲けが出るので出してます。
絵本に関して言えば、もう何十年も前に出した作家さんの本がずっと並べられているのは、出しておけば一定の売り上げが見込めるからですよね。
通常絵本は良くても2週間程度しか並ばないんだそうです。
そこで売れなかった本は回収されてしまいます。
出すのにもハードルが高いのに、出してもハードルが高いのが絵本の業界。
世知辛いですよね。
作り続けるしかないのが作家のできること
出せるかどうかっていうのは、正直難しいところです。
それでも作品を作り続けないと意味がありません。作り続けて、根気よくアプローチを仕掛けていき、見てもらえる機会を増やしていく。
それしかないんですよね。
出版社は見向きもしないでしょう。本来であれば見向きもしてほしいですけど、それを言うのは無理です。
でも、作り続けることはできます。
そしてそれをどんな形でも出し続けるしかありません。
チャンスは寝てもきません。チャンスは作り続けて諦めなかった、腐らなかった人のところにしか来ないんだと、思います。
私は作品を描き続けています。
ショートストーリーは毎週出していますし、長編もビターちゃんの作品は1作目ができています。
これは、できていてコンテストに出している絵本の表紙になります。
変わるかもしれませんが、今はこれでいきたいと思っています。
これもどんな形でも出していきます。
そして今は、2作目の制作に取り掛かっています。
現状、物語の大きなプロットはできていて（ほとんど決定稿）、ラフ制作は完成してます。
ページによっては絵も完成してます。
絵本作家の道は、何があってもやめません！！
人生をかけて私がやっていくことだと確信が持てたので、この道をただただ突っ走っていきます。
そしてたくさんの人に絵本を届けられるような作家になります。
今はつらくても、その先の未来が明るいと信じて。
出版社の方は、もう少しだけ新人作家に道を開いてあげて欲しいなと感じます。
私のことだけではなく。
Twitter、Instagramもやってます。
よかったらフォローお願いします。
デビュー作の人魚のしんじつはTwitterの固定ページやブログでも販売しているので、よかった見てみてくださいね。
Twitter⇒https://twitter.com/yurimania0721
Instagram⇒https://www.instagram.com/yuri080141/
LINE公式アカウント⇒ https://lin.ee/OW43nvk
LINEスタンプ1弾⇒https://store.line.me/stickershop/product/15237696
LINEスタンプ2弾⇒https://store.line.me/stickershop/product/15986992
オリラボマーケット（グッズ販売）⇒https://market.orilab.jp/user/61077770c283a
ココナラ（仕事依頼用）⇒https://coconala.com/users/2135564
