Twitterのスペース機能で知り合った方との交流が最近楽しくて、ずっといちゃってます(笑)
Twitterにスペース機能ができたことで、新しいアプリを入れなくても音声で人と会話ができるので、気軽に、そして快適に話せるのが良いんですよね。
Twitterのスペースに関してはこちらでメリットとかデメリットを書いたので良ければ読んでみてくださいね。
さて、そんなスペースで知り合った方から依頼を受けて、最近プロトタイプを作っていました。
それが「GIFアニメ制作」です。
数秒程度の中で絵が可愛く動き回るあれですね。
私自身は一度もGIFアニメを作ったことがないんですけど、「できそうですかね」っていう依頼をもらいました。
最初は2頭身のキャラクターを制作したいっていう話だったんですが、そこからキャラクターを動かしたいということでお話が進み、「とりあえずプロトタイプを作るところからやりましょう」ってなりました。
で、最近それをずっとやっていて、何とか出来上がりました。。
人生初のGIFアニメです。
ビターちゃんを歩かせてみた
プロトタイプで歩かせるキャラクターに選んだのは、LINEスタンプにも使ったビターちゃん。
このキャラクターは、わりとどんなポーズでも全然取らせられるし、わりとシンプルなデザインなので、試すのには適任でした。
初めてなので、つたない部分はありながらも、それなりに歩いてるようにはできました。
個人的には、手を振った時の服のふんわりする感じがよくできたかなって思います。
線が整わないのも味として考えれば良しと思えます(笑)
一枚絵とGIFアニメの頭の使い方の違い
プロトタイプとはいえ、GIFアニメを1から作ってみて思ったのは、一枚絵を描いた時との頭の使い方が違うなってことです。
一枚絵って、その絵の中で全てのストーリーを表現することになるので、要素を詰めれば詰めるだけ物語は広がっていきます。
なので、その一枚に集中することができます。
対してGIFアニメは、一枚では違和感のあるちょっと気持ち悪い絵になってしまいます。
動かすために描いた数枚とか数十枚の絵を、パラパラ漫画のように連続して再生させることで一枚の絵として表現することになります。
一枚でも関係ない絵とか繋がらないポーズを描いてしまうと、それだけで成立しなくなってしまうんですよね。
一枚絵に比べて描く枚数が多くなるのと、ポーズが繋がるように描くっていう頭の使い方をしないといけないので、想像力が問われます。
このポーズの時足はどうなっているのか、手はどうなっているのか、髪の毛はなびくのかなびかないのか、どれくらい動かせば滑らかになるのかとか。
それらを細かく分解して、表現する必要があるんですよね。
難しいと言えば難しいですが、慣れてしまうと簡単でもあります。
線の強弱でも動いてるように見えたりする
私はプロのアニメーターではないので、線を整えて一切ぶれないように描くのは無理です。プロのGIFアニメ作家さんくらいになれば線を整えながら描くこともできます。
私はそれができないので、線も一コマごとに変わっちゃいます。。
でもそれが味になるっていうのも一つの学びでした。
線が少しぶれても、それが逆に動きに対していい感じに働いてくれて、動いてる時の身体がぶれるのを上手く表現してくれている気がします。
これを上手く使えば、同じようなポーズを描いても線のブレで少しだけ動いてるように見えるんですよね。
こういうのも手描きならではなのかもしれませんね。
仕事で作成後もたまには良いかもしれない
今回は、仕事でGIFアニメの制作を受けていますが、仕事が完了した後もたまには作っても良いかもしれません。
キャラクターが動くっていうのは、それだけでちょっとテンションが上がります。
命が宿った感じです。
一本のアニメーションを作ることができませんけど、GIFアニメであれば工夫すればできそうです。
昔は大変そうだと持って遠ざけていましたけど、やってみるとそこまで難しくは感じませんでした。
私でも工夫すればできたので、皆さんでもできます。
気になったらトライトライ!