絵を仕事にしていても、やはり依頼によっては描きなれないものを頼まれることもあります。
それらすべての要望に応えれれない時は断っても良いと思うんですが、スキルアップや後々の仕事上の関係を考えると最初のうちは引き受けるのも良いかなと思っています。
私の場合はデフォルメを描くのが得意な関係で、頭身の高いキャラクターはそもそも描けないって言いきってしまっているので、その点では仕事の幅は減っていると思います。
ただ、それでも需要はないわけではないので、自分の得意なフィールドを追及し続けるのはありです。
絵の仕事はたくさんあります。電車の中吊り広告、外看板、お店のマスコットキャラクター。それらにイラストが使われているということは、その絵を描いたイラストレーターさんがいるということです。
つまり、そこには仕事があります。何もアニメやソーシャルゲームなどのイラストだけが絵の仕事ではないのだと、最近思い知らされました。
慣れない猫耳キャラクターの依頼のために練習中
今まで人間又は、植物しか描いてこなかった私ですけど、猫耳のキャラクターを描く仕事を受けています。
ただ、私は猫耳のキャラクターを描いたことがなかったので、今練習しているんです(笑)
たびたびこのブログで登場している下のキャラクターもその練習の一環で描きました。
初めてなのでちょっとまだまだですけど、それでも何とか自分なりに形にできそうなので、ラフを描きながら試行錯誤中です。
一般的には獣耳系のキャラクターは一般的に浸透しているので、それらも資料として参考にしながら、どう自分のテイストのキャラクターに落としていくかが難しいですね。
なんでも描けるイラストレーターさんでもこういった試行錯誤を繰り返して仕事をしているので、私も負けてられません。
線画をエアブラシで描くことにもチャレンジ中
このコーヒーのお風呂に入っているキャラクターは、線画をエアブラシで描いています。普段の線画よりも少し輪郭がぼやけるので優しい感じに仕上がりますかね。
決められたツールを使って描くことだけが絵ではないと思っているので、こういう挑戦も良いかなって思いますね。
なんでも固定概念を崩せたもの勝ちみたいな世界でもあると思うので、切り開けたら素晴らしいなって思います。
「お絵描きに正解はない」と思うので、どんどんアレンジを加えて自分らしい絵をずっと追及し続けることができたら飽きずに続けることができるのかもしれないですね。
描き続ける力
有名なミッフィーの作者「デック・ブルーナ」さんのインタビュー本です。
仕事や人生に関してのインタビュー本なんですが、「ミッフィー」という自分が生み出したキャラクターへの愛などが見て取れるいい本です。
描き続ける力もそうですけど、それ以外においても勇気をくれる本だと思います。