自分で絵本を0から描くときに、一番考えたのは「私らしい絵本とはなにか」ということです。
世の中には、たくさんの名作絵本があり、日々新しい絵本が出版されています。
その中には、色んなタイプがあります。
同じパターンを続けていくことで話が展開されていくものや物語絵本、教育的な側面の大きい絵本もあります。
絵本の良さは1冊で話が完結することです。
マンガは続き物なので十数巻二十数巻とかで一つの物語が完結します。
それがマンガの良さであり、週刊連載の強みでもあります。
でも絵本にはそれがない分、すっきりと終わることができます。
たった32ページ程度のページ数で物語が完結するので、サクッと読むこともできます。
その中で私が絵本を作る時に大事にしたのは「余韻」です。
私が大事にした余韻とは
Twitterでこんなつぶやきをしました。
私が絵本で大事にしたいのは「余韻」
— ゆうり絵本8月3日発売!📚 (@yurimania0721) 2022年7月26日
読んだ後、何か残ってくれればその作品は心にあり続けてくれるから、そこを目指していきたい。
絵本はすっきりと読める良さがあるので、絵のある小説と同じ手法が取れると思っています。
小説は物語に伏線を散りばめつつ、最後にすべてを解消させるという爽快感があります。
ですが中には読んだ後に「え??どういうこと??」って不思議に感じるものもあります。
物語が不思議な終わり方をすると、それが余韻となり読了後にも残ることになります。
それが私の目指した余韻です。
なぜ余韻を残すのか
絵本はトゥルーエンドのものもありますが、バッドエンドのものもあります。
多くの絵本はトゥルーエンドになっていて、最後にキャラクター全員がハッピーになります。
でもそういう絵本は私がやる必要はありません。
先輩のプロの作家さんたちがたくさんやってきているので。
ならば私は、私にしかできない終わらせ方をする絵本を描く必要があります。
それが余韻というキーワードにたどり着いた結論です。
ここに関しては、文芸社さんにも伝わって、好評でした。
4ページ絵本ではその部分はあまり出ていませんが、長編1作目ではかなりしっかりと構成を練ったので余すことなく出ています。
色々あってデビューが決まりました
絵本を作るうえで大事にした余韻と、世界観のキーワードである妖精やカフェといったものをしっかりと考えて作ったのがビターちゃんの長編1作目。
それをついに形することができました。
Amazonといしだえほん様の直販サイトでの販売となりますが、出版することができました。
発売日は8月3日です。
詳細は当日のブログ更新で行いますが、絵本作家として名実ともにデビューができました。
去年の12月半ばに構成を考え始め、3~4か月くらいかけて作り上げたビターちゃんの絵本。
出版に当たり修正をしましたが、より良い作品となって日本全国に届けることができます。
よければ手にとってみてくださいね。
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