最近、Twitterで仲良くなった方と話をしていく中で「ゆうりさんの絵は主線なしが合うかもしれない」って言われました。
主線なしの絵、つまりは線画を潰して色だけで形を表現する「面で絵をとらえる」っていう作業ですよね。
昔に本屋さんで見かけた気がしたんですけど、完全に忘れていました(笑)
自分には関係が薄いかなって思ってたので、頭の片隅にすら置いてない状態だったんですよね(笑)
それを今になって言われて、なるほどって思ってしまいました。
やってなかった手法ではありますが、デフォルメの絵との相性はわりといいわけですよね。
挑戦する意味でもやってみようと思い、本を買いました。
ア・メリカ先生の「主線なしイラストの描き方」
主線を描かない絵の本では、一番メジャーだと思うのが、ア・メリカ先生の本です。
絵本のような柔らかいタッチで、主線がない分線の強さがないので、全体的には優しい印象ですよね。
輪郭がないということは、絵を面でとらえるということです。
私自身、面で捉えるのが苦手なタイプなので、買ったは良いもののハードルが高そうと思ってました。
イメージ的には油絵とかの手法なのかなって思ったんですよね。絵の具をのせて形を整えていくみたいな。
でも読んでみたらそこまで難しく考えずにトライできそうでしたね。
本の内容は気になった方が買って読んでみてください。
でも私が思っていたものとは全然違って、すごくとっつきやすいなと感じました。
主線なしの絵の最初はすいみんちゃんで描いてみた
主線なしの絵を最初に挑戦するのに、着手しようと思ったのがすいみんちゃんでした。
すいみんちゃんは私が一番描きなれているオリジナルキャラクターなので、練習にはちょうどいいかなって思ったんですよね。
で、描いてみたのがこれ。
初めてなので多少は多めに見てほしいのですが、それでもよくできてると自負してます(笑)
主線がない分キャラクターの柔らかさは前面に出たと思います。
すいみんちゃんのデフォルトの服装とかはわりとパステルカラーのピンクを多用しているので、主張が弱くなってしまうかもしれないと思ったんですけど、仕上げの工程で影とかを描いたらわりとまとまりました。
すいみんちゃんは髪の毛のぱっつんとか、上着の描き方とか、わりと面じゃ表しきれない部分があるデザインなので、その辺は多少色を調整して線をその部分だけ描きました。
線の主張がなくなったことで、これはこれでいい感じになったのではないかと思います。
時々こういう絵を描いてみてもいいかもしれません。
私の絵の場合
私の描く絵の場合、主線はそもそもテクスチャのかなりきいたアナログ感のあるブラシを使用しています。
その為、色を塗ろうと思うと、必然的に色と線の境目が違和感のある状態になります。
なので、わりと線の上もある程度塗ることでその違和感をなくしています。
普通の鉛筆とかGペンとかのブラシだとそこまではしないと思うので、そういう意味では抵抗感がなかったです。
今までのやり方の延長で主線なしの絵が描けるので、すんなりと受け入れることができました。
主線なしの絵を描いて思ったこと
工程は普段とそんなに変わらなかったです。
ですが、線で描かない分最終的におかしいなって思った部分を色を足していく作業がプラスされたので、形を整えやすかったですね。
線で描いていると、どうしても歪んだら線を直してから色を塗り足していくっていう2つの工程が入りますよね。
それがないのが主線なしの絵の良さと、修正のしやすさだなと思います。
線画が苦手な方とかには、手法として取り入れるのは良いのかもしれないですね。
場合によっては作業工程を大幅に減らせるかもしれません。
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