ゆうりの日常

イラストレーターであり絵本作家でもあり、シンプリストでもある。ちびキャラ記事、シンプル生活の記事、商品レビュー、イベントレポートを中心に記事を執筆中

「外向性」を身に付けた「内向性」な人間

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人は興味が外に向きやすい外向的な性格と、興味が内側に向きやすい内向性な人間がいます。

 

日本人っていうのは面白いもので、必ずどっちに属しているのかを知りたがるんですよね。そして、どっちに属しているかを確定したがります。

 

いろんなことが多様化して、仕事さえも自分で生み出せる世の中なのに、人の身体的なものや性格的なものはまだまだ多様化を認めてくれません。

 

私は昔から外交的な人間だと思われてきました。

 

底抜けに明るいし、人との会話は怖くないし、誰とでも仲良くできるから。

 

でも、私自身は外向的だとあまり思いません。

 

私の性格のベースは「内向的」です。

 

ほとんどの人は嘘だといって信じてくれませんし、理解してくれません。

 

否定するのも疲れるのでそれ以上は言いませんけど、実は結構いろんな部分で疲れています。

 

それなのに外向的に見られるのは、「私が自然と外向性を身に付けたから」です。

 

外向的になりたくてなったわけではないですが、自然と人と話せるようになっていましたし、わりと友達も多かったです。

 

それは、外向性を鍛えたからです。

内向的な人間の特徴と私の性格は一致する

長くなるので細かくは書きませんが、内向的な人の特徴はこんな感じです。

  • 通勤するだけでエネルギーを使い切ってしまう
  • 電話対応が苦手
  • コミュニケーションはそこまでできないわけではない
  • ちょっとした刺激で疲れる
  • 多人数だでワイワイがちょっと苦手
  • 1対1の会話は深い
  • 社交的にふるまうこともできなくない
  • 他社に助言は求めない
  • 束縛も干渉もしない
  • 瞬発力はないけど深く思考することは可能
  • 愚直に努力できる
  • 感受性は豊か
  • 協調性はない
  • ちょっとしたことで傷つく
  • メンタルが弱い、復活に時間がかかる
  • 価値観は変えない
  • クリエイティブな方向での適性が高い

こんなところでしょうか。

 

これでもまだまだ少ないですが、これに当てはまるなら内向的な性格かと思います。

 

私は結構当てはまりますね。特に通勤だけでエネルギーを使い切ってしまうとかは。

 

そのせいで今の生活があるわけですし(笑)

 

私はいざ内向的な人の特徴を見てみると、結構な数当てはまることになります。

内向的だけど外向的を身に付けた

内向的な性格に一致する私ですが、外向性を身に付けたことで人付き合いはそこまで苦労しませんでした。私の場合は人見知りを一切しない性格がうまく働いたんじゃないかと思います。

 

人に話しかけるのに気負いをしないので、話すことはそこまでないのにいざ話してって言われるとそこそこ話せます。

 

それでもそこでも内向的な部分が出るので、人の話に共感することができるし、聞き上手って言われます。

外向性は鍛えられる

外向性は、結構鍛えることができます。鍛えられると、外向的な人の特徴である「共感性がない」という部分を内向的な性格で補うことができるので、人との付き合いでストレスを感じにくくなります。

 

私の場合は、外向性を鍛えるためにしていたのは、雑談をすることでした。

 

なんでもいいから人と話をすることです。

 

自分の話ももちろんしますけど、相手の話もとにかく聞いてました。

 

具体的によくするのは、相手の話している内容を自分なりに理解しようとして、たまに言われていることに対してたとえ話をちょっとだけ挟むっていう方法です。

 

言われたことを全部頭の中で理解することができずにパンクしてしまうことがあるので、ちょくちょく口に出して自分で理解できる事柄に例えるものを出していくことで、一度整理する。

 

そして、相手の話を一旦停止することで自分が理解する時間をもらってから改めて話を聞くんです。

 

そうすると、自分が理解することもできますし、自然と言葉のレパートリーが増えていくので会話が途切れにくくなります。

 

それに自分が例えたことからさらに会話が相手から引き出しやすくなるので、話している相手は話たい欲が満たせるので、満足してくれます。

 

それから、相手の話をとにかく聞いていると、会話の端々に膨らませる種がこぼれてきます。それを聞き逃さずにしっかりと拾っていきましょう。

 

話の大部分を聞き逃していても、キーワードだけでも拾っていけば、ちゃんと話を聞いてくれているって思ってもらえるので会話が弾みます。

 

これを続けることで、自然と相手との会話が続くようになります。身に付いてしまえばちゃんと会話を聞いていてもキーワードを聞き逃さずにキャッチすることができるようになります。

 

これを私は自然とやっていたので、会話が得意だと思われているんじゃないかと思います(笑)

 

ちなみに、外交的な人間は内向的な部分をほぼ持ち合わせていないって聞いたことがありますけど、どうでしょうか?

 

両方持っている人は両向型と言われるものに当てはまるようなので、外交的な人間は一般的には内向的な面は持ってないのかなと思います。

最後に

外交的な性格の人が内向性を身に付けるのは難しいですが(ほぼ無理?)、内向的な性格の人が外向性を身に付けるのは全然可能です。

 

もし内向的な性格にコンプレックスがあるなら、私のようにとにかく雑談をして、相手の話から会話の糸口を探していく方法をすると、悪く言えば偽装することができます(笑)

 

それが完全に見に付けば偽装は真実になりますよ!

 

ではでは。