ウルトラマンタイガがタロウの息子、という設定でスタートし、早くも半分が過ぎました。
最初に公開された時の記事ですが、気になったらどうぞ(笑)
ニュージェネレーションヒーローになってからのウルトラマンは、O-50の戦士であったり、未来のウルトラマンであったりなど、M78星雲とは直接の関わりが薄いウルトラマンが展開されてきました。
その中でいえば、ウルトラマンジードは、M78星雲出身のウルトラマンべリアルの息子という設定でスタートしたので、そういう意味ではニュージェネレーション系が全くM78星雲と関係がない展開をしているわけではないです。
また、テレビシリーズ単体ではないものの、ウルトラマンゼロもセブンの息子として各作品に関わってきているので、ウルトラマン同士の交流の懸け橋的ポジションになっていますね。
では、ここで改めてウルトラマンの設定についてのまとめを紹介しようと思います。
それが、種族に関してです。
ウルトラマンの種族って?
ウルトラマンの年齢に関しての記事は、おかげさまで結構読んでくださる人が多いです。
ありがとうございます。
面白い切り口だったのかなって思って一人で(・∀・)ニヤニヤってしてます(笑)
年齢と一緒に公式の設定にあるのが、種族です。
シルバー族
レッド族
ブルー族
という3つの種族が、ウルトラマンにはあります。
書籍とかには記載されていないことが多々あるので、もしかしたら初めて知った人もいるかもしれません。
シルバー族の特徴
シルバー族の特徴は以下になります。
- 目が丸みをおびてる
- 目の色が白っぽい
- 身体の色が銀色メイン
- ブーツなども銀色がメインである
シルバー族の特徴はこんな感じです。
シルバー族は、戦闘が得意で、宇宙警備隊での役割も怪獣退治が専門です。
初代ウルトラマンのウルトラマンのうたの歌詞にも「怪獣退治の専門家」というフレーズが出てきます。
シルバー族のウルトラマン
シルバー族のウルトラマンは以下です。
- 初代ウルトラマン
- ゾフィー
- 返ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)
- ウルトラマンエース
- ウルトラマン80
- ウルトラマンネオス
- ウルトラマンメビウス
作中でも怪獣と格闘戦を繰り広げるようなウルトラマンが多いですよね。
シルバー族のシリーズ作品は、全体的にプロレスのようによく動き、怪獣と取っ組み合いながら戦う演出が良くされます。
その為、投げ飛ばしなどの技が多いのが特徴です。頭を使った戦い方よりは真正面からぶつかっていくような戦い方が多いです。
これ自体もシルバー族の特徴である「戦闘が得意」という特徴を上手く反映させているのではないかと勝手に思っています。
レッド族の特徴
次にレッド族の特徴を見ていきましょう。
- 目が六角形のような角ばった形
- 目の色が黄色系
- 体色は赤がメイン
- ブーツなども赤メイン
- プロテクターとつけている
レッド族の特徴はこんな感じです。
レッド族にだけ見られる特徴は、六角形のような角ばった目をしていることです。
初代ウルトラマンとウルトラセブンの眼の形を比べると、明らかに形が違うのは承知の通りです。
レッド族は、シルバー族よりも戦闘は得意ではない種族で、観測員などの頭を使ったような仕事を受け持つことが多い種族です。
レッド族のウルトラマン
レッド族のウルトラマンは以下です。
- ウルトラセブン
- ウルトラマンタロウ
- ウルトラマンレオ
- アストラ
- ウルトラマンマックス
- ウルトラセブン21
- ウルトラマンジョーニアス
- ウルトラマンスコット
戦闘よりは、頭を使って行動していくタイプのウルトラマンが多いです。ちなみにウルトラセブンは、観測員340号という別名を持っています。
また、セブンだけに見られる特徴ではありますが、カラータイマーがありません。
そもそもセブンが企画段階では正式な続編ではなかった、ということでもありますが。
観測員として地球を訪れたセブンは、その星で長時間滞在していても大丈夫なようにプロテクターにエネルギーを補給する機能を備えていました。
このことからも、戦闘をメインとしない分、長時間の活動に特化した身体になっていると言えるでしょう。
セブンのうたには「ファイター」というフレーズが出てきます。fighterには「闘う人」という意味がありますが、「戦士」という意味もあります。
セブンは力持ちの戦士ですが、戦闘スタイルは頭を使ったものが多いです。ウルトラノック戦法などが代表的でしょうかね。
また、アイスラッガーを器用に操る念力系の戦法も得意で、ウルトラマンとはスタイルが違っています。
ブルー族の特徴
ブルー族って、馴染みがないと思います。
まずはブルー族の特徴を見てみましょう。
- 目はシルバー族とさほど変わらない(一部除く)
- 体色は青、銀、紫系
シルバー族、レッド族に比べると特徴が少ないですが、そもそも体色が青い時点で独特ですよね。
ブルー族は、設定上、ほとんどの戦士が宇宙警備員に属していない、という設定があります。
つまりは、初代ウルトラマンやウルトラセブンとは違う隊に属している又は、どこの隊にも属さないということですね。
そもそも種類が少ないので、明確なものがない可能性もあります(笑)
この種族は、戦闘があまり得意ではない、というのは大きな特徴だと思います。
ブルー族のウルトラマン
ブルー族のウルトラマンは以下です。
- ウルトラマンヒカリ
- ウルトラマンゼロ(赤と青の混血)
- ウルトラマントレギア
- ピアニー
- ボイス
- ソラ
- フィリス
上記はM78星雲出身のウルトラマンの中でのブルー族です。
M78星雲出身ではないものの、青い体色のウルトラマンは以下になります。
- ウルトラマンコスモス
- ウルトラマンアグル
- ウルトラマンキヨタカ
- ウルトラマンフーマ
ブルー族の代表格と言えばヒカリですかね。コスモスは星が違うので若干違う印象です。
ウルトラマンヒカリは、M78星雲の中では「研究員」で、頭を使った職種です。セブンと違うのは、戦闘や行動に対しての頭の良さというよりは、開発系の方面であること。
その為、星々を移動するといった方向での活躍はあまりありません。ニュージェネレーションヒーロー系になってから、様々なものを開発し、各ウルトラマンに提供する、といった部分での活躍が目立ちます。
なので、アイテム作成のプロとしてのサポートが多い種族なんだと思います。
ただ、警備隊に属しているウルトラマンもいるので、定まってはいないような感じもありますね。
ウルトラマンR/B(ルーブ)の劇場版から出てきたウルトラマントレギアも青い体色のブルー族です。
トレギアの戦闘スタイルは、明らかに高いとは言えませんが、ずる賢さ、戦略性、相手のコントロール術などの力とは違った部分での精神的な追い込みが得意ではありますよね。
湊カツミを上手くだまして地球から引き離すことに成功していますし、ペガを怪獣に閉じ込めてリクに怪獣ごと倒させようとしたりしています。
タイガでは、怪獣リングをあえて使わせることでタイガを闇に引きずり込もうとしました。
こういった相手の弱みに付け込んで作成を成功させる頭の良さは、ブルー族ならではないでしょうか。
その点、戦闘になるとグルーブに押し負けたり、ウルトラマンタイガトライストリウムに負けたりしていました。
タイガのフォトンアースの時にもいなしてはいたものの、多少おされてはいましたね。
そういう意味では、やはり戦闘や真っ向勝負には向かない種族なのでしょう。
設定としてはホワイト族もある
当初はレッド族、シルバー族、ブルー族だけしか存在していませんでした。
ブルー族もウルトラマンヒカリが登場したことでしっかりと認識することができたレベルなので、登場してからの歴史は浅い方です。
では、ホワイト族とはなんなのか。
ホワイト族も設定上存在はします。星は違えどウルトラマングレートがホワイト族にあたるのではないでしょうか。
ただ、ホワイト族がどういう特徴を持っているのか、他の種族と比較してどういった部分が秀でているのかなどは、今のところ素材がなさ過ぎてわかりません。
ウルトラマンタロウの謎
ウルトラマンタイガがタロウの息子という設定から、タロウの家族関係を紐解きましょう。
というか、タロウには一つの大きな謎があります。
それは、
両親がシルバー族なのにタロウはレッド族である、ということです。
タロウの両親と言えば、有名なウルトラマンケン(ウルトラの父)とウルトラウーマンマリー(ウルトラの母)ですよね。
この二人は、体色のメインカラーがシルバーで、目の形や色などもシルバー族の特徴をしています。
しかし、息子であるタロウは、目は六角形で黄色く、プロテクターをつけていて、体色のメインカラーは赤、とレッド族の特徴をしています。
人間の血液型で例えるなら、A型同士の両親からB型の子供が生まれるようなあり得ないことになっていると言っても良いでしょうね(違うかもしませんけど)。
では、なぜこうなっているのかを私なりに推測してみます。
両親がハーフだったらあり得る
両親はどちらもシルバー族ですが、ブーツの色やグローブの色は、ケンは両方赤、マリーはグローブはシルバーだがブーツが赤、となっています。
もし、両親のどちらかまたは両方がレッド族とシルバー族のハーフだったとしたら、生まれてくるタロウがレッド族の血を色濃く受け継いだ、としても説明がつきます。
確か、マリーはセブンの母親の妹とかっていう設定もあった気がしますしね。
もし、両親のブーツの色などが両方ともシルバーだったとしたら、家計的にはシルバー族の家計である可能性が高いため、レッド族のタロウが生まれてくる可能性は少ないと思うんですよね。
ケンとマリーと血が繋がってないとしたら・・・
知っている人も知らない人もいると思いますが、ケンとマリーにはウルトラマンエースという養子がいます。
そう、エースは捨て子なんですよね。ケンとマリーに拾われて育てられています。
そこから考えると、マリーは子供ができにくい体質である可能性があるんですよね。
なので、タロウももしかしたらどこかから拾われてきた可能性も少なからずある可能性もあります。
ただ、タイガがケンとマリーをじいちゃんばあちゃんと呼ぶことから、可能性は少ない考え方かもしれませんが。
エースの戦いかって、多種多様な光線技と「切断王子」「ギロチン王子」なんていう異名を持つほどの切断技の多さが特徴的です。
対してタロウも色んな戦闘スタイルを持っていて、エースほどではないにしても比較的多い光線技を持っていますし、ウルトラホーンやウルトラ心臓などの他のウルトラマンにはない特徴を数多く持っています。
同じ親から育てられた、とすると多少共通点はなくはないかなと思います(私の意見ですが)。
ウルトラマンタイガはシルバー族
今放送されているウルトラマンタイガはタロウの息子です。
が、タイガの体色はシルバーなので、シルバー族に分類されそうです。
ただ、眼はシルバー族にしては黄色みが強い方ではあるので、その辺はタロウの血が混ざっているのかもしれません。
そこから考えると、レッド族であるタロウとシルバー族の女性の間に生まれた子供であると言えます。
ウルトラホーンに似た三本角、胸にプロテクターがあること以外は相手のウルトラウーマンの血が混ざっているのでしょうね。
戦闘スタイルは未熟ではありつつも、シルバー族らしい戦い方をします。
まとめ
ウルトラマンの種族に関しては、結構掘り下げていくと面白いものです。
それぞれぞの種族に合わせたように本編での戦い方も変化がありますし、これらの設定が確立してからはよりはっきりと種族の違いが見えるようになっています。
こういった設定を知りつつ本編を見返すと違った面白さが出てくるのではないでしょうか。
ウルトラマンのその他の記事
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良ければご覧ください。