
新作絵本「ビターちゃんとふしぎな木」が4月30日に発売されました。
今作は自分の中でとくに挑戦をしてみた作品になっています。
そこに関しては下で書いていきますが、今回もAmazonでの発売となります。
本屋さんに出るのは難しいので、気になる方はAmazonをチェックしてみてくださいね!
表紙はこんな感じです。

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最新作の物語のあらすじ
最新作の絵本のお話はこんな感じになります。
あらすじ
妖精の国にたった一つしかないカフェの店長「ビターちゃん」は、ある日自分のお店でコーヒー豆を作ろうと考えました。
早速コーヒー豆の種を手に入れたビターちゃん。丁寧に育て始めました。
種はすくすくと育ち、やがて大きな木になりました。
でもできたのは――?
挿絵のサンプル
今回特別に本編冒頭の数ページを載せておきますね!



原作は自身の4ページ絵本
今作には、実はベースとなる原作が存在します。
それは自分で過去にかいた4ページ絵本です。
たった4枚で物語が完結する4ページ絵本シリーズを最初にかきはじめてから少ししてできたお話を、長編用に改めて物語をブラッシュアップし、新しいオチを加えて再編集したのが「ビターちゃんとふしぎな木」です。
つまりは長編用に新たにかきなおした感じですね。
私にとってはすでに自分が過去に生み出した物語を取り扱った原作ありきなものなわけですね。
こういうのは初めてなのでどうしようかなと随分と悩みました。
なぜ4ページ絵本を長編にしたのか
なぜ4ページ絵本としてかいてたものを長編用にかいたのかですが、これは一つのきっかけがありました。
それが4ページ絵本のリメイクをかく、というものでした。
「4ページえほん ビターちゃんのにちじょう」という絵本を出すにあたって、過去にかいた物語を新しくリメイクしてかきなおすっていうのをはじめたとき、今回の絵本のベースとなった物語も候補にありました。
ですが、この話はもっと面白くなる気がするから長編として一本のお話にしてみたいと思ったんです。
そこから少し時間が経ってから実際に長編絵本としての構想を考え始めました。
こうしてふとしたきっかけから今作の執筆がはじまりました。
ラフだけかいて眠らせた時期
構想から挿絵ラフを描き始めたとき、時間をかけて一度全ページのラフを描き切りました。
ですが、そこからしばらくの間寝かせることになります。
純粋に「今描き切ってもいいが、寝かせる方がいいものができる気がする」と思ったのと「ベースができているから、ストックしておいて良きタイミングで完成させよう」と感じたからです。
結局前作のふしぎなカフェシリーズをかききって完成させて、今年の1月に修正も踏まえて執筆を再開させました。
多分ですが、半年くらいは寝かせてた気がしますね笑
修正だらけの挿絵と挑戦
執筆を再開させたはいいものの、その時はいいと思っていた挿絵がどれもこれも全然私の中で物語に対して弱すぎだと感じました。
弱いっていうのは、物語に対して挿絵がお話を表現しきれてないという意味ですね。
構図が弱かったり、物語を絵で十分表現できていなかったりしていてほぼ全ページ描きなおしくらいのレベルでした。
その時に思ったのが「あの時完成させてなくてよかった」ということ。
完成させていたらきっと修正の多さに没にしてしまっていたかもしれません。
幸いにしてラフしかできてなかったので、ストックを無駄にするくらいの勢いで全面リニューアルさせることができました。
修正していく過程で一つ頭に浮かんだのが今回やってみた挑戦のことでした。
それが「全ページ見開き1枚の絵にしよう」っていうこと。
今までは見開きの半分に絵を描き、もう半分を文章にするっていう方法をとっていましたけど、今作ではそれを見開き1枚にしました。
これもあって修正時には全面リニューアルになったわけです笑
そして、当初予定していたページ数では物語がうまく表現できないと思い、2枚追加することでページ数を4ページ増やして今回のボリュームに落ち着きました。
初めてのことだったので難しいとも思ったんですが、どうせならやってみたいと思ってトライしてみた感じですね。
見開き1枚の挿絵にしたことでできたこと
見開き1枚にすると、単純に描く量が2倍になります。
ただ逆を言えば表現できることも2倍になります。
絵の迫力も出ますし、より絵本の世界に入りやすくなりますよね。
物語への解像度も高くなるので、「難しかった見開き丸々1枚で感情や感想をドーンと表現する」っていうこともできるようになります。
そのため今回は静寂からのインパクトのあるページを見せるっていう物語における良いフックを作り出すことができました。
これができたことは大きかったです。
自分の作品の中でもとくにお気に入りの一冊になった
挑戦としては難しい部分もありました。
見開き1枚に絵を描くということは、文章を絵の中にデザインしないといけないということです。
絵を邪魔しないように配慮しながらも、文書が読みづらくならないようにっていうのも慎重に考えながら配置していきました。
文章の配置の仕方も、ただ改行するだけでなく位置をずらしたりして絵とかぶりすぎないように工夫しながらデザインしていきました。
こういった今までやってなかったようなことをしたのも含めて、物語に関しても今回の絵本はとくにお気に入りになりました。
すごくいい絵本になったんじゃないかと思っています。
まとめ
今回のお話は、物語としてはとても読みやすくて楽しめる感じに落ち着いたと自負しています。
仲のいい友だちに読んでもらったら「これはなにも言わずに読んでほしい。すごくいいしかわいいお話になってる」と言ってくれました!
他にも何人かに読んでもらったんですけど、やっぱりみんな同じページで「このページがいいね」って言ってくれました。
今の私のかける絵本の中の一つの正解になってるのかなと思います。
よかったら読んでみてくださいね。
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