なかなかデスクで考えてもいいアイデアが出てこないってことあると思います。
私も毎日仕事をしていく中で色んなアイデアを駆使して制作をしていますが、どうしてもイメージが沸かない事ってあります。
そんな時大事になるのが「連想ゲーム」だと、私は思っています。
連想ゲームとアイデアの関係性
世の中は色んなものが毎日のように出ていて、新しいアイデアっていうものはほとんど残っていません。
下手したら人間が考えられるイメージは全て出尽くしているのかもしれませんね。それくらい便利になっています。
そんな中でもどんどん新しいゲームが日々作られ、色んな絵が描かれていて、あったらいいのにっていう便利グッズが出てきています。
では、これだけ情報が溢れている世の中でどうやって新しいものを作るのかって言うと、連想ゲームをすることです。
遊べっていうわけではありません(遊んでも良いと思いますが)。一つのものから色んなものをどんどん頭の中で想像していくのです。
マジカルバナナ的な考え方
マジカルバナナって知っていますか?昔、テレビでヒットした連想ゲームです。
バナナといったら〇〇、といったようにある物体から連想できる単語を続けてリズムよく出していきながら次の人にバトンを渡していくゲームです。
なので、バナナから始まったものが最終的には月だったりどっかの国の名前だったりに変化するのです。
これって、簡単なようで結構難しいものです。ただ、アイデアを頭に浮かばせるのには一番いいと思っています。
ふとした所から変わったものが頭をよぎってしますし、それが思わぬアイデアになることもあるからです。
イラストレーターさんは連想ゲームが上手いと思っています
イラストを描かれているイラストレーターさんやデザイナーさんは、私の勝手な予想ですが、連想ゲームは上手いんじゃないかなって思います。
それと、何かをかけ合わせて一つのものを作る力(応用力)が高いと思っています。
昔聞いた話は、発注者の方が資料として持ってきたたくさんの材料の中からピンときたものをチョイスし、それと別のものをかけ合わせて一つのものを作成していると語っている方がいました。
家の前にある門の先端にある突起物を見て武器として持たせる槍の形状にしようと思ったと語っているのを聞いた時、「やっぱ連想ゲームって大事だな」って思わされました。
それ全体ではなく、一部分を見て何か思いつくっていうのは考え方が人とは違いますよね。普通は気にせず通り過ぎてしまいますし、気に留める人なんて多分いません。
家の持ち主だってそんな事思わないかもしれないです。
でも、これができるのが何か「もの」を作る人なんだなって思います。
私も連想ゲームが得意だった
連想ゲームが得意な人間は、多分クリエイティブな発想ができる人です。
もし、何か創造する仕事をしたいと思っているなら、連想ゲームを鍛えると良いかもしれません。
バナナから始めても良いですし、やりたい事から連想できるものを書きだしてもいいでしょう。
そこから気になったものをチョイスし、検索して、どんどんやりたい方向に向けた知識を収集していってみてください。
きっと本当にやりたい仕事の為の情報がつかめると思います。そして、今作る仕事をしている方は、今後の発想の参考にしてみてください。